◆美人の産地ボド族とベンガル不法移民の衝突と、残虐なレイプ・バラバラ事件

閲覧注意

人種が違い、宗教が違い、言葉が違っている集団が近いエリアに接近するようになると、そこには尽きることがない対立、いざこざ、衝突、暴力が発生する。どこの国でも、いつの時代でもそうなのだ。

インドでもそうだ。インド北東部のアッサム州で起きたボド族とベンガル系ムスリム住民の衝突では、残虐極まるレイプ・バラバラ事件も起きていたのだが、日本ではほとんど無視されていた。

このエリアは、民族と宗教、そして移民問題が重層的に交わる地域でもある。

現地のボド族とバングラデシュからやってきた不法移民のベンガル系ムスリム住民の関係は、長期にわたり複雑な緊張をはらんできた。2012年に州内で大規模な暴力事件が発生し、75名以上が死亡し、40万以上が避難した。

この事件は偶発的な衝突ではない。土地の権利、人口動態の変化、宗教的な対立が絡み合った結果だったのだ。2025年の現在、激しい暴動は減少したのだが、対立の根はまったく消えていない。

アッサム州はバングラデシュの北部にある「インド」の州のひとつなのだが、地理的にバングラデシュの住民が不法移民しやすいエリアとなっている。そのため、アッサム州政府はことあるごとにベンガル系ムスリムを狙い撃ちにして国外退去処分をおこなっている。

だが、すでに数十年もアッサムで暮らしているベンガル人もいるわけで、締めつけを強化すればするほど問題はこじれていく。ここが「多文化共生」の難しいところだ。いったん入り込んだ不法移民は、年月が経てば経つほど問題がこじれていく。

この地域で生まれ育った不法移民の子供たちは、もはやバングラデシュにも戻れなくなっている。しかし、アッサムでも出生証明書や土地権利書類の不足を理由に「外国人」と分類されている。

彼らはどこにも居場所がない。だから、死にもの狂いで土地にしがみつき、これが対立と衝突の根を深いものにしてしまう。その憎悪の中で起きたのが、2012年の衝突であり、レイプ・バラバラ事件だった。

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コメント

  1. oyr7290 より:
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