トー横キッズの未成年の女子たちと話していると、しばしば「パパ活」の話になる。彼女たちにとってパパ活とはオーバードーズする原資や、推しに貢ぐ原資や、カラオケなどで友だちと遊ぶ原資となる。
パパ活とは、男女間で金銭を介在させた出会いや交際の形態を指す。
若い女性が中高年男性とデートや食事やセックスをして、その対価として現金や物品の提供を受けるという仕組みが特徴だ。
「身体の関係あり」「身体の関係なし」といった分類もあって、かならずしもセックスは介在しないのが、従来の援助交際とは違うところだと当事者は言っている。だが、最終的にセックスに行き着くことが大半なので、それは売春の別の呼び名であると考えても間違いない。
女性は売春という言葉を非常に嫌う。そのため、援助交際だとか、ウリだとか、パパ活だとか、常にその時代に合わせて違う名前で呼ぶ。だが、売春は売春である。
パパ活の現場では、お手当と称して報酬が支払われる。2025年時点の相場をみると、顔合わせの場合は1回あたり5000円から1万円程度、食事だけなら1万から2万円程度、身体の関係ありの場合は2万から5万円あたりが相場だろうか。
もちろん、女性によっては10万円超を要求することもある。あるいは逆に、身体の関係ありでも1万5000円で妥協する女性もいる。この金額の振れ幅は、会う時間の長短やどこまで親密な行動をするか、関係継続の有無、女性側の容姿や年齢などで大きく左右される。
パパ活にかかわる層は広がりを見せている。主に女子大学生や20歳前後の社会人女性が中心だが、都市部を中心に30代以降の女性が参加する事例も増えている。
男側は富裕層や経営者が多いものの、かならずしも高収入とは限らず、「日常に刺激や性的な楽しみを求める」「家庭外での承認欲求や性欲を満たす」といった動機を持つ者も少なくない。
以前は出会い系サイトやSNSを介した手探りのマッチングが多かったが、2020年代以降はパパ活専用アプリやマッチングサイトの台頭により、よりスムーズなマッチングと報酬交渉が当たり前にできるようになっているのが今の時代だ。



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