◆歌舞伎町でナイジェリア人経営のぼったくりバーで働いていた日本人女性の告白(2)

◆歌舞伎町でナイジェリア人経営のぼったくりバーで働いていた日本人女性の告白(2)

(1)からの続き

「ナイジェリア人の店長が脅すわけですか?」

「話し合いとかしたり、なだめたり、ちょっと威圧的にやってみたり。そういうのが、すごく上手な社長だったんですよ。その3軒目のお店は日本人の客はいらないといってました。なんでかっていうと、日本人だとすぐ交番に行かれるので、面倒くさくなるから。それだったら外国人のほうがいいっていってました」

それから彼女は意味ありげに笑った。

「まあ、でも交番にいっても結局何もしてくれないんですよ。民事不介入だということで。私もけっこう何回か交番にいったことはありますけど、あとで話し合って決めてね、ということになります」

「客をめちゃくちゃに酔わせて、ATMでカネを引き出させるという話も聞いたことがあるんですが、そういうこともやっていましたか?」

「酔っ払わせてATMにつけるのもやりますね。でも、すいません。めちゃくちゃ酔っ払わせるのはだめなんですよ。めちゃくちゃ酔っ払わせちゃうと、暗証番号がわからなくなるので。暗証番号がわかる程度に酔っ払わせるというのをやっていました」

「なるほど」

「ATMに下ろしにいくときには女の子がペアでいきます。お客さんを見張るというか、監視役みたいな感じですね。そのときに、私と一緒にもうひとり日本人の元風俗の女の子と一緒にいったことがあります。その子は『私、警察に捕まってもいいわ』っていう子だったんです」

「警察に逮捕されていいと考えてるんですか?」

「はい。それで、彼女はお客さんが暗証番号を押してるところを見て、それを覚えてたんですね。お客さんは酔っぱらってるので、そのカードを取って、今度は自分で押しちゃうんですよ。カメラもあるし、これはもう完全にアウトなので。それからは、その女の子とは座らないとか、そういうこともありました」

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