クラウス・キンスキーという俳優がいる。この俳優は、自分の娘ポーラを性的虐待し、さらにその妹ナスターシャも性的虐待する寸前だった。
その事実をナスターシャ・キンスキーが2013年1月13日のドイツ紙のインタビューで告白して、波紋を呼んでいる。
父クラウスも、姉ポーラ、そしてナスターシャも共に俳優で、特にナスターシャ・キンスキーは一世を風靡した美人女優だったので、彼女のことを覚えている人も多いかもしれない。
最近の彼女の写真を見て、これがかつての『テス』を演じていた女優だと結びつかなかった。
彼女は若い頃から影のある女優で、まだ未成年の15歳の頃から映画監督であるロマン・ポランスキーの「愛人」だったことはよく知られている。
彼女の持つ「影」は、ロマン・ポランスキーとの関係で生まれたのかと思ったが、そうではなく父親クラウス・キンスキーとの関係で生まれたのかも知れない。