◆中東・北アフリカのイスラム圏は、今後も混迷していくばかり

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2013年1月23日、イラクのバグダッドで、またもや自爆テロが起きている。爆発はイスラム・シーア派のモスクで起きており、少なくとも42人が死亡、75人が負傷するというものだった。

明らかにマリキ政権の弱体化を狙ったものである。

アメリカ軍は2012年8月に入ってイラクから軍を引いており、マリキ政権だけが取り残されたが、それを見越してイラクでのテロは活発化してきている。

マリキ政権は治安の安定を強化する対策を実施しているが、ほとんど効果がなく、今後もこのようなスンニ派とシーア派の内ゲバのようなテロ事件は増えると言われている。

この相次ぐテロと死亡者の増加は、アメリカがもはやイラクを掌握するのはあきらめた結果でもある。

すでにアメリカは戦争を継続する金も意思もなくしているので、中東の混乱は放置される可能性が高い。

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