シンガポールはクリーンだというイメージが強いし、表面上は確かにクリーンであるのは間違いない。同性愛も禁止、他人を罵倒したら罰金、ギャンブルは禁止、泥酔したら罰金、選挙に行かなければ投票権剥奪、デモも禁止だ。
この中に「公共の面前で、裸になったら2000Sドルを超えない罰金、もしくは3ヶ月を超えない禁固刑」というものがある。
「公共の面前」というのは、家の中で裸でいても窓が開けっ放しになっていて、他人がそれを見ることができてもいけないということである。
これだけ厳しく法で縛れば、冒険する人間などいないと思いがちだが、これがそうではない。シンガポールでもしょっちゅう露出狂が出ている。
男が性器を見せつける露出狂もいる。先日も31歳の男や、27歳の男が、露出狂の常習犯で逮捕されている。
しかし、驚くのは、女性の露出狂も珍しくないということだ。シンガポール人も、がんじがらめでストレスでも感じているのだろうか。それとも、元々そうだったのだろうか。