イスラエルにも外国からやってきた売春女性は多い。そのほとんどは旧ソ連の女性たちで、待遇は監禁・性奴隷に等しいものであると言われている。
現在、イスラエル国内でも人身売買への取り組みが活発化するようになった。
彼女たちの境遇がイスラエル国内でドキュメンタリー映画として報道されたり、テルアビブの売春宿に監禁された女性が火事で逃げられなくて死亡した事件がきっかけになった。
しかし、売春が根絶されたという話は聞かない。
むしろ、連れてこられる女性が旧ソ連の女性たちだけでなく、アフリカ女性にまで広がっている。
イスラエルでは売春が合法なのだが、合法とは言っても彼女たちが合法的な扱いをされているわけではない。
彼女たちをイスラエルに送り込んでいるのは、ヨーロッパに根を張ったバルカン半島のマフィアたちだ。バルカン・トレイユのルートを使って、家畜のように売買されている。