閲覧注意
国外でしばしば女性たちの間で議論になるのは、「レイプされそうになったら、抵抗した方がいいのか、それとも抵抗しないで生き残る確率を高めた方がいいのか」ということである。
なぜこんなことが議論されるのかというと、多くの国で女性がレイプされる確率が日本よりも非常に高いからだ。
たとえば、日本で女性がレイプされる確率を1とすると、安全だと言われているタイでも6.7倍、カンボジア6.8倍になる。
欧米はもっとひどくてアメリカで27倍、イギリスで28倍、スウェーデンに至っては63.5倍になっている。いかに国外ではレイプが多いか分かる。
ボツワナやレソトのようなアフリカ圏では日本の80倍、90倍になっていることもある。スーダンやソマリアなどは国家そのものが機能していないので統計すらないが、もし統計が取られていたら、相当ひどいことになっているはずだ。
だから、女性たちが恐怖に震えながら、「レイプされそうになったら、抵抗すべきか、すべきではないのか」が真剣な議論になる。命がかかっている。