インドの小学校で、次々と食中毒や異物混入が起きて、子供たちが嘔吐したり、死亡したりしている。
2013年7月16日、インド北東部ビハール州チャプラ市のある小学校で、給食を食べた児童に次々と異変が起きた。突然、子供たちが苦しみだし、嘔吐したり、口から泡を吹き出して痙攣したり、失神したりしたのだった。
実は、子供たちに食べさせる前に料理人は給食に使われる油がどうもおかしいと校長に訴えていた。
ところが、女性の校長ミーナ・クマリは、「問題ない」と言い続け、「これは新しいブランドの油だから使いなさい」と料理人に命令した。
料理人は命令された通りにその油を使ってカレーを作ったのだが、やはり料理を食べた後、子供たちが次々と倒れはじめ、病院で22名の子供が死亡している。
死亡したのは8歳から12歳までの子供たちだった。その瞬間、ミーナ・クマリ校長は行方をくらませて今も行方不明だ。