◆インドで成長が止まったら、その膨大な人口が政府の敵になる

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ガート・コパールはボンベイ郊外にある貧困地域の一つで、スラム街が拡がっていることでよく知られた場所だ。

面白いことに、トタン屋根の隙間だらけのスラムの掘っ立て小屋であっても、電気が通じてテレビが見られる家庭もある。

電気は勝手に電線から引いてきて使っているのはインドネシアのスラムと同様である。それが元で漏電し、スラム全体が燃えてしまう事件もある。

スラムは防火対策などまったく考えられておらず、狭いところに集中して人が住むので、火事になりやすい。

もともと差別の対象になっているので、放火されることも多く、一度燃えると、死者は20人にも30人にもなることも珍しくない。

そして、火が鎮火すると、残りの住民は荷物を取りに戻ることさえ許されずに、その場所は閉鎖される。そうやってスラムは破壊され、自然消滅する。

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