◆「ルームシェア」というのは、貧困層の妥協の産物である

◆「ルームシェア」というのは、貧困層の妥協の産物である

「シェアハウス」あるいは「ルームシェア」が日本の底辺で少しずつ一般化してきているのをご存知だろうか。

シェアハウス、ルームシェアというのは、一軒家やひとつの部屋を共同で借りて暮らすというスタイルのものである。

女性のみ、男女共同、部屋ごと、一部屋に複数人、と様々なスタイルがあるが、台所や居間やトイレといった部分を見知らぬ他人と共用するというのは共通している。

こうしたシェアハウスは、2004年頃からいくつかの不動産業者が扱うようになってきたが、この流れがリーマン・ショック以降さらに増えていって、今では若者たちの間では広く認知されていると言われている。

かつて「自分の自由な時間が持てる」と持てはやされたフリーターや非正規労働と同じように、今はシェアハウスがマスコミにもてはやされている。そして、シェアハウスに憧れる若者も増えている。

しかし、注意深くシェアハウスやルームシェアを見つめると、それが「貧困ビジネス」であることには誰でも気付く。

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