◆果たして、人類は本当に人種差別を克服できるのだろうか

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2014年8月9日、アメリカ中西部ミズーリ州セントルイスの路上で、地元の白人警官が「マイケル・ブラウン」という名前の18歳の黒人青年を射殺した。この18歳の青年はコンビニで窃盗事件を起こしていた。

警察車両で巡回していた警察官ダレン・ウィルソン氏は、車道を歩いていた容疑者であるこの黒人青年を発見した。歩道に移るように指示したが、男は従わなかった。

ふたりは口論になったが、黒人青年が立ち向かってきたので、白人警官は銃を撃った。警官は合計12発を撃っているのだが、そのうちの6発が窃盗犯マイケル・ブラウンに当たった。

ブラウンは撃たれたときに両手を上げて降伏の合図をしていたという目撃証言もあったが、そうではないという証言もあってこれを大きく報じるマスコミも、真相が分からなかった。目撃証言は、ころころと変わった。

その中で、黒人側はこれを「白人による差別が生み出した悲劇」として捉え、警察側は「襲ってきた容疑者から身を守った正当防衛事件だ」と捉えた。

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