カンボジアの警察は、ほとほと信頼できない警察官が多いと言われているのだが、これについてはブラックアジアでも何度も書いた。
私もカンボジアにいるときに警察に用もなく踏み込まれて難癖を付けられたこともあるし、70ストリートでは警察官が売春女性の持ち物を好き放題に取っていく姿を見ている。ママサンは賄賂を払って警察官「たち」から解放される。
あるいは、違法検問を行って相手がベトナム人売春女性だったりすると、金をせびったり、レイプしたり、やりたい放題だ。
カンボジアでは売春ビジネスが野放しなのだが、警察官はたまに思い出したように摘発をする。そして、摘発で捕まえた売春女性に虐待を加えるようなことをしている。(カンボジア警察。目の前で、ベトナム娘を殴り始めた警察官)
NGOはプノンペン各地で売春している女性を「人身売買されている」として、警察に売春宿を通報して女性を「保護」しているのだが、警察署では女性たちは保護されるどころか、集団レイプされたりしているのである。
だから、カンボジアの売春女性たちは、「私を救出させないで」と訴える事態になっている。こうした状況をひとりの売春女性が告発している動画もある。