◆【投稿】その瞬間、サリにとって私は通りすがりの過去の客

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(この記事は読者から頂いた投稿です)

2009年11月。私は4年半ぶりにインドネシアのバタムへと降り立って、ナゴヤ方面へバイクタクシーで向かっていました。

ナゴヤ中心部のホテルを予約し、ホテル専属のタクシーに「マッサージ」と伝えれば、「行きたいところを言ってくれたらどこへでも連れて行くよ」と言って車を走らせ始めました。

かつてブラックアジアで紹介された店の名前を数件出すものの、ほとんどは現在 no open とのことで、特に私が初めてブッキングをした思い入れのあるムティアラなどは、ここ4年ほど営業していない様子。よって運転手に任せるがまま店をまわりました。

3件目、マッサージの看板を掲げる店に入ったときのこと、ひな壇に案内されて女性を見渡すと、大きな瞳で私の方を向いて微笑んでいた褐色の小柄な女性に目がとまりました。

少し考えた上でブッキング。彼女の名前はSari、肌の色が黒いためかボスからは「Indian Sari」と呼ばれていました。

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