閲覧注意
部屋で誰かを殺し、死体をどこかに捨てようと思ったとき、死体を何かに詰めて運ばなければならない。
車で運ぶにしても、部屋から車まで誰にも怪しまれないように運ぶ必要がある。そのためには何で運ぶか。
もちろん、スーツケースになる。
大型のスーツケースは人間の身体を押し込むにはちょうどいい大きさであり、50キロでも60キロでもキャスター(車輪)が付いているので、引っ張って持ち運ぶことができる。
ひとまず、ひとけのない林や川や沼や原っぱやゴミ捨て場のようなところまで運んだら、そのまま放置してしまえば、それで死体を捨てるという行為は完了する。
だから、ほとんどの国でスーツケースは死体運搬用として犯罪者に重宝されており、スーツケースのまま死体が発見されるケースも多い。