私が愛した女性は、最初から最後まで「一夜限り」か「ゆきずり」で、しかもその女性のほぼ99%は外国人女性であり、さらに彼女たちは売春する女性たちだった。
気が合うと思っても、もっと会いたいと思っても、何度も会いたいと思っても、そのほとんどの女性に会うことはできない。
最初は、気にならなかった。東南アジアの売春地帯の中で、次から次へと現れる様々なタイプの女たちがまぶしくて、私は巨大なおもちゃ箱の中に入った子供のように歓喜していた。
売春地帯では女たちは奇妙なまでに開き直っていて、見知らぬ人に「ハロー」と挨拶して通り過ぎるような感覚で、セックスを売って通り過ぎていった。
後には何も残らない。売春地帯は狭いところなので、数日後に会うこともあるが、互いに「久しぶりだね」くらいで何の感慨もなかった。売春地帯では、それが普通だったので、私もそこにずっといるうちに、同じような感覚になった。
しかし……。