若い女はカネを持っていない。しかし「若い肉体」はある。人生に成功した中年以後の男は若さを失った。しかし「カネ」はある。
一方は若い肉体を持っている。
一方はカネを持っている。
ここに需要と供給が一致する。「出会いの場」さえあれば、この両者を結びつけることによって、両者は互いに欲しいものを手に入れることができる。互いに自分の持っているものを相手に提供すればいいのだ。
この両者を結びつけるのが、普通は「売春」や「風俗」というセックス産業だ。若い女性とカネを持った男性が出会う。両者はそれぞれを交換して互いに満足を得て別れていく。セックス産業は、まさに両者にとって都合がよい世界である。
手っ取り早く、効率的で、合理的な世界だ。
ところが、「売春」や「風俗」というスタイルは嫌だという男や女がいる。彼らはセックス産業とは別のスタイルで結びつき合いたいと考えている。それは、いったいどういうことなのか?
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