最底辺

身分証明書も現金も携帯電話も何もかも捨てて家出して生きられるのか?

2018年に起きたありとあらゆる事件の中で、私が最も忘れがたく今でも気になっているのは、福岡県大野城市で起きた事件だ。 取り壊し寸前のボロボロのアパートに2年間放置された女性の遺体があって、70代の内縁の夫が逮捕されたのだが、この夫は妻が何者なのか知らなかった。 彼女は自分が誰なのかを夫にも言わず、病気になっても医者にもかからず、社会の底辺で、静かに、隠れるように生きていた。(ブラックアジア:30 […]

◆最底辺の売春ビジネスは荒廃した世界だと分かるいくつかの売春動画

売春ビジネスは最底辺のビジネスであると言われて、表社会から忌み嫌われている。しかし、この売春ビジネスにも序列がある。高級ホテルを舞台にブランド物を持ったモデルのような女性がやっている高級コールガールたちは、序列の最も高いところにいる。 彼女たちは一回の売春で数十万円を手にすることも珍しくない。 一方で、スラム街や貧困街でベッドすらもないようなところで、たった数ドルで野良売春をしている女たちもいる。 […]

◆最底辺の世界に棲む女たちの凄まじく荒廃した身体が訴えるもの

日本では「ネットカフェ難民」だとか「単身女性の貧困」だとか「格差社会」などが話題になったのが、2000年代の後半あたりからだ。 最初は「自己責任だ」と言って貧困に堕ちる若年層を叱る人々も多かったが、やがて就職氷河期と非正規雇用の拡大が若年層の貧困や単身女性の貧困を拡大させているということが分かって自己責任論は少しずつ消えていった。 2010年代になると貧困は若年層から高齢層の方にも拡大していて、も […]

◆最底辺の売春(中国編2)。最底辺が必要とされる理由

東南アジアには最底辺の売春宿が数多く存在するが、華僑が持ち込んだ売春ビジネスも多い。 冷気茶室も、散髪屋売春も、マッサージ売春も、洗足売春も、カラオケ売春も、その多くは華僑が売春ビジネスが禁止されている中国本土の偽装工作をそのまま東南アジアに持ち込んだものでもある。 つまり、東南アジアの売春ビジネスのスタイルは源泉を辿ると中国に至る。その中国の最底辺の売春宿の状況はこのようなものだった。(最底辺の […]

◆フィラデルフィアのあまりにもひどすぎる老いた売春女性

車社会のアメリカでは路上売春は珍しいものではなく、生活苦に堕ちた女性が次々と路上に立ってストリート売春をする。 ミニスカートを履いてロード・サイドに立っている女性は、そのほとんどが金銭交渉できるとも言われている。 ニューヨーク南部、ペンシルベニア州フィラデルフィアでも、そうしたストリート売春をする女性たちが道脇に立っている。もちろん法律違反だが、ほぼ黙認されている。 彼女たちが立つ場所は、フィラデ […]