◆女性たちは絶対に身バレをしたくないが、警戒しながらも少しずつ痕跡をこぼす(音声あり)

◆女性たちは絶対に身バレをしたくないが、警戒しながらも少しずつ痕跡をこぼす(音声あり)

過去にインタビューした女性たちの生々しい音声が莫大にあって、それがまったく整理されていないまま保管されていて途方に暮れているのだが、たまに彼女たちの音声を聞き返していると、風俗で働く女性たちの関心がいくつも浮かび上がってくるのが興味深い。

その中で何人もの女性がさりげなく話しているのは「身バレ」に対する強い警戒心である。

多くの女性たちにとって「風俗で働いている自分」というのは「自分のまわりにいる人たちには絶対にバレたら困る裏の顔」であり、それは徹底的に、何があっても隠すべきことである。

もちろん、全員が全員とも自分が風俗嬢であることを隠しているわけではない。むしろ、それを「売り」にできる開き直った女性も少なからずいて、こうした女性が公然と顔出しをしたり、アダルトビデオ業界に向かったりしている。

ただ、AV業界で働く女性たちも全員が「自分はAV女優です」とまわりに公言しているわけではなく、やはり顔出しをしながらも親バレ・身バレを恐れて働いている女性も多い。

私がインタビューした女性のひとりは「顔バレとか身バレは大丈夫だったんですか?」と尋ねたら、バイト先の男の子にバレてすぐにバイトを辞めたけれども、親には今のところバレていないと言って、この先もバレないことを祈っていた。彼女については、以下でまとめている。

https://blackasia.net/?p=1068

https://blackasia.net/?p=1067

身バレについて、彼女の感覚が少し私とは違うとは思ったのだが、恐らく彼女は少し普通の女性とも感性が違っているはずだ。風俗で働いている女性たちは、もっと真剣に、恐怖と不安の中で「身バレ」のことを考えている。

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