2021年1月29日、『週刊SPA!』で「女性アスリート盗撮被害のひどい実態 競技団体も守ってくれない」という特集をやっていた。(週刊SPA!:女性アスリート盗撮被害のひどい実態。「競技団体も守ってくれない」)
アスリートは競技に勝つためにより機能的な服装を選択するのだが、それは露出の多いものであったり、肌に密着するものであったりするので、どんどん女性の身体のラインが露わになっていく。
加えて、アスリートの女性の身体はまさに均整の取れた理想的なプロポーションで魅力もある。以前からアスリートの性的な盗撮についてはよく話題になっていたのだが、被害は拡大していく一方となっている。
実際に検索エンジンで「アスリート盗撮」「Athlete voyeur」で調べると、無限とも言える盗撮画像が出てくる。
ほぼすべての競技の女性アスリートが盗撮の餌食となっていて、バストや下腹部が執拗に狙われている。明らかに、競技よりもアスリートの女性の身体を性的な意図で撮ったものである。
『週刊SPA!』の記事では、『JOCやスポーツ関連団体が被害の実情を訴え、盗撮を非難する声明を出した』とされているのだが、実際問題として非難声明を出したところで撮影者をすべて排除することもできないのでこの問題は解決しそうにもない。
もしかしたら、状況はもっと悪化する可能性もありそうだ。なぜなら、カメラの性能は今もなお向上し続けており、より扱いやすく、より超高性能に、より高解像度になっているからだ。
100メートル先も目の前に引き寄せるような望遠レンズと、ピントを自動的に素早く合わせる技術と、1秒間に20コマから30コマも撮れるようなカメラすらもあって、それが普通に売っている。