大阪の環状線のひとつに「鶴橋」という駅がある。大阪人にとってもこの街は異質だと言うのだが、その理由はこの街は韓国人と北朝鮮両方を含む朝鮮民族の比率が高いからだ。
環状線「鶴橋」の駅の近辺に来ると、すぐに気付くのが焼き肉の匂いである。近辺には焼き肉屋が密集していて、この街独特の雰囲気がすぐに感じ取れる。
駅周辺は、非常にごちゃごちゃとしている。
この街に降りたって私がすぐに感じたのは、雰囲気は東京で言うと、新大久保ではなく、むしろ御徒町(おかちまち)に似ているということだった。
今は韓国系の店が席捲している東京の新大久保は、2004年頃までは外国人の売春女性がうようよしていた街であるのはよく知られている。(かつて売春地帯だった新大久保を、12年ぶりに訪ねてみた)
大阪の「鶴橋」はどうだったのだろうか。鶴橋が現在の形になる混乱の時代を知る人がいたので、話を聞いたことがある。