◆視力喪失時代。今の社会は人々の視力を奪い取っていく社会

◆視力喪失時代。今の社会は人々の視力を奪い取っていく社会

(用があって炎天下の中を数時間歩いていたのだが、熱射病で倒れそうなほどひどい熱気だった。それと共に燦々と照りつける太陽にまぶしさも強かった。見ていると、日本人はほとんどサングラスもせずに歩いている。眼疾を避けたければUVカットのサングラスをすべきだ。ブラックアジアの読者には強くお勧めする)

全世界でこれだけ病院があり、薬局があり、医療費が莫大に使われているのを見ても分かる通り、人間は先進国、途上国限らず多くの病気を抱えて暮らしている。

ブッダは四苦「生まれた苦しみ、老いていく苦しみ、病になる苦しみ、死んでいく苦しみ」から逃れられる人間はいないと悟り、この四苦の中で平等であると人々に教えた。(平等は存在しない。しかし、全人類は「四苦」で平等となる

ブッダの言う通り、この世は病気から逃れられる人はいない。生きている者は必ず病(やまい)を抱え、悩み、苦しみ、生活の中で何とか病気をカバーしながら生きていくのだ。

しかも、ひとりの人間は1つの病だけで終わるわけではない。大抵は多くの病をひとりが抱えることになる。これは年齢が上になればなるほど避けられない。

20代よりも30代、30代よりも40代、40代よりも50代……。老いれば無理していた部分から壊れ始め、やがてはカバーできなくなる病も現れる。

最近、私の知っている老いた女性が白内障の手術をした。「歳を取れば、誰でも白内障になるのよ」と彼女は言った。(鈴木傾城)

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