町田

◆町田にて。南口の再開発の話が進んで青線地帯の痕跡はますます消えてしまった

「今、町田の南口側が再開発もあって広い土地が更地になっています。もう、傾城さんが書いている『町田青線地帯/グッドナイト・アイリーン』の雰囲気はまったくありません」 このようなメールをもらった。何でも、以前から建物の取り壊しなどがずっと続いていて、あの南口ラブホテル密集地区のいかがわしさも半減してしまったのだという。ラブホテルも取り壊されてしまったのか尋ねると、「まだありますが、もう立ちんぼもいない […]

◆町田ラブホテル街でストリート売春している中国人女性が腕を離さなかった

東京都と神奈川県の境目にあって、かろうじて東京都側に属しているのが町田なのだが、この町田は私にとってはとても思い入れのある地である。 戦後、今のラブホテル街界隈は青線地帯だったのだが、それがやがて「ちょんの間」として機能していくことになる。そして、1980年代以後から東南アジアの女性たちが日本女性と入れ替わるように売春をするようになり、それが2004年まで存在していたのである。 多くのタイ女性が小 […]

タイの小悪魔アイリーンが町田の「ちょんの間」にいた時代が今も懐かしい

私は電子出版でブラックアジア的小説『グッドナイト・アイリーン 町田「ちょんの間」の闇にいたタイ女性(鈴木 傾城)』を出している。この小説(中編)は一応、小説のスタイルを取っているが、内容のほとんどが実話である。 小説の舞台は東京の町田という場所だ。 かつてこの場所は、東南アジアから来た多くの売春女性が固まって「ちょんの間」の売春をしていた場所で、1990年代は南米の女性たちもサメのように徘徊してい […]

◆再び町田へ。次に町田に外国人女性が戻るのはいつなのか?

私は電子ブックで小説『グッドナイト・アイリーン』を発行している。町田の売春地帯がどのようなところだったのか知りたい方は、どうぞ読んでみて欲しい。(『グッドナイト・アイリーン 町田「ちょんの間」の闇にいたタイ女性(鈴木 傾城)』) 小説なので、脚色は入っている。しかし、内容の8割は真実に基づいていおり、登場人物もひとり残らずモデルがいる。 アイリーンという女性は本当にいたし、もしかしたらありし日の彼 […]