ペートンタン

タイ政府が、ウイグル人40人の危険をわかっていて中国に戻した理由とは?

タイの首相ペートンタン・シナワットは、10年以上にわたりバンコク市内の入国管理施設に収容していたウイグル族40人を中国に強制送還した。送還は極秘におこなわれた。これが明るみに出たら国際社会から批判されるのはペートンタン首相もわかっていた。しかし、それでも強制送還したのは理由がある。(鈴木傾城)

ペートンタン政権はタクシン一族の復活であり、タイの政治の新たな火種となる?

タクシン・シナワトラはタイを大混乱させ、国民を分断させ、あげくの果てにクーデターで国を放逐された人物である。娘であるペートンタンの登場は、ふたたびタクシンの政治が戻ってくることを意味する。またもやタイは、国民が分断して激しい衝突が起こるのだろうか?(鈴木傾城)