エイズ

◆100%HIVを防止するクスリが行き渡る可能性が0%になる可能性がある理由とは?

「東南アジアの歓楽街に数十年さまよっていた」「東南アジアの売春地帯に沈没していた」と話すと、表社会に生きていた人たちからいつも決まって言われるのは「性病は怖くなかったんですか?」「HIV(エイズ・ウイルス)は大丈夫だったんですか?」という質問だ。 私がタイの歓楽街パッポンを知ったのは1986年なのだが、このときにはすでにエイズの恐怖は声高に叫ばれていてパッポン近辺でも売春反対の抗議デモがあったのを […]

◆映画俳優のHIV騒動を見て久々に私もHIV検査をした

チャーリー・シーンは俳優一家に生まれ、30代から映画『プラトーン』や『ウォール街』で爆発的な人気を得た俳優だ。 しかし、連日連夜のパーティーで自分を見失うようになり、アルコール、ドラッグ、セックスに溺れ、典型的な「セレブ病」に蝕まれるようになっていった。 そして2015年11月17日、チャーリー・シーンはテレビの生放送で、「HIVに感染した」と自らの口で語り始めた。 HIV感染は2011年に分かっ […]

◆「なにもない」エイズに罹って死んだ女性の、遺された文章

日本ではHIV感染者も、エイズ感染者も共に増え続けていたが、ここ2年で見ると、感染者が「減少」していたことが厚生労働省のデータで明らかになっている。 しかし、これはエイズが減少したという理由ではない。 エイズの相談や検査そのものが減ったからだ。つまり、日本では感染者が気がつかないまま過ごしている可能性がとても高い。 2011年のデータを見ると、HIV感染者は累計で1万3704人。エイズ感染者は累計 […]