ドイツの少女の不幸が明るみに出て来ている。
この少女は、11歳のときに、母親からボスニア・ヘルツェゴビナの村に連れてこられて、以来ずっとそこにいたらしいのだが、8年間ボロボロになるまで労働させられ、殴られ、性的虐待されていたのだという。
発見されたときは全身に傷を負っており、家畜小屋に寝かされて、豚の餌を与えられて飢えをしのいでいた。もちろん、学校にも行かされていなかった。
結局、見るに見かねた隣人が警察に通報して事件は発覚しているのだが、それにしても8年もの間、村人はそこで少女が連れてこられて虐待されているのをみんな知っていて黙っていたのだった。