自分の愛する人を思い浮かべて欲しい。そして、その人が無残にもズタズタに殺されたと考えて欲しい。
世界中どこでも、信じられないほどひどい殺人事件やテロ事件が起きて、多くの人たちが涙を流している。
不意に暴力が降り掛かってきて最愛の人を殺され、人生をめちゃくちゃにされたとき、どのように対処すればいいのか。
欧米の多くの人々が信じるキリスト教の聖書の中、「ローマ人への手紙」には、このような文章がある。
「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。復讐はわたしのすることである」
「復讐はわたしのすることである」
「復讐するは我にあり」
「神が復讐をするから、あなたは復讐してはいけない」と聖書は説き伏せる。