ストリート・チルドレン

◆「いよいよ日本にもストリート・チルドレンが誕生していた」という認識を持て

最近、少し衝撃を受けたことがある。「ストリート・チルドレン」のことだ。ストリート・チルドレンというのは、孤児だったり、親に捨てられたり、貧困で家を持たなかったりして、路上生活を強いられている子供たちのことである。 かつては東南アジアにもストリート・チルドレンは大勢いた。1990年代後半のカンボジアも、中央市場(プサー・トメイ)の近辺にはボロを着たストリート・チルドレンがたむろして私にカネをねだりに […]

絶対貧困が増え、膨大なストリート・チルドレンが街を覆い尽くす国も出てくる

日本人のほとんどは、ストリート・チルドレンに揉まれた経験がない。そのため、彼らを無視できない心境になる。無視したくても、それを上回る執拗さと粘り強さであなたの施しを求めてくる。あなたが誰かひとりに施すと、それ以上の子供たちがあなたを取り囲む……。(鈴木傾城)