風俗

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◆68歳の九州工業大学教授がデリヘル嬢に付きまとい逮捕された事件に思うこと

風俗の性サービスには恋愛感情などない。女性はカネのためにそれをやっており、男はそれを分かった上で女性と接している。快楽をカネと交換する。それはあくまでもビジネスである。 ただ、男と女が密室で濃密な接触をするので、時には互いに意気投合して相手に恋愛感情を持つこともあるかもしれない。しかし、それはあくまでも「例外的」な出来事であり、極めて稀なことでもある。 風俗嬢はそこで恋愛の相手を求めているわけでは […]

◆風俗嬢も婚活サイトに登録し、普通の女性を装って相手を探している

結婚というシステムはすでに瓦解しているようなものだと私は思っているのだが、それでも結婚したいと考えている男女はとても多くて、婚活市場が今や巨大なビジネスとなっている。 「婚活」というのは「結婚に向けた活動」を手短に言った言葉だが、婚活は恋愛とはまた違ったカテゴリで捉えられているのが興味深い。 若い頃は何もしなくても同年代の相手が次々と寄ってくるので、その中の誰かと恋愛して気に入って結婚すれば「恋愛 […]

◆「払えないカネ」のために高収入のアルバイトで風俗に行く女たち

貧困の女性はすべてが身体を売るわけではない。貧困でも身体を売らずに生きている女性はいくらでもいる。安いところに住み、節約し、我慢し、工夫してやりくりすればギリギリのところで生きていける。 しかし、「払えないカネ」があればそうはいかない。 期限が定められているので、我慢すればやり過ごすということができない。何が何でも期限までにカネを作らなければならず、そのために高収入のアルバイトか何かを探すしかない […]

◆真夜中の世界では誰でも稼げるわけではない。適性がなければ地獄に堕ちる

昼間の仕事よりも夜の仕事の方が稼げると思っていないだろうか。昼間の仕事で稼げなくなったら、夜の仕事で稼げばいいと思っていないだろうか。 確かに夜の仕事は昼間の仕事に比べて高収入であるのは間違いない。水商売や風俗は高収入の代表でもある。 しかし、真夜中の世界はうわべだけは華やかだが、そこには「安定」などまったくない。生活の保障もない。 ホストにしても、どこかの店に所属したらすぐに安定的収入が入ってき […]

◆売春や風俗というセックス産業のスタイルは嫌だという男女が求めるもの

若い女はカネを持っていない。しかし「若い肉体」はある。人生に成功した中年以後の男は若さを失った。しかし「カネ」はある。 一方は若い肉体を持っている。一方はカネを持っている。 ここに需要と供給が一致する。「出会いの場」さえあれば、この両者を結びつけることによって、両者は互いに欲しいものを手に入れることができる。互いに自分の持っているものを相手に提供すればいいのだ。 この両者を結びつけるのが、普通は「 […]

◆彼女の幸せのために、セックス・ワークに引きずり込みたくなった

真夜中にうろうろして明け方近くに住処に戻る際、何か簡単に食べるものを見つけようと思ったら24時間開いているコンビニを利用するのが一番てっ取り早い。そのため、ついフラフラと適当なコンビニに寄って何か買って帰ることになる。 先日、明け方の4時過ぎに20代後半くらいの女性店員が、疲労を隠せないような顔で店番をしているのを見た。本当に気分が悪そうで、仕事もやる気がなさそうで、必死で耐えているような感じだっ […]

◆酒に溺れる女たちは苦しみ「そうだ、もっと飲むしかない」と堕ちていく

野良犬の女たち 酒の強い女は好きだろうか。酔った女は好きだろうか。水商売の女たちは無理して飲むのが仕事であり、そういう意味では風俗嬢とはまた別の意味で身体を張っているということもできる。 体調が悪かろうが、飲みたくなかろうが、それでも飲まなければ仕事にならないのだから、かなり無理を強いられる仕事でもある。 そのため、彼女たちは自分の身を守るために、いかに飲んでいるように見せかけて飲まないかが腕の見 […]

◆「日本ブランド」として日本女性が外国人に買われる先に待つ未来とは?

日本という国はひとつのブランドである。「日本人」というのも、ひとつのブランドになり得る。 日本人の多くは「中国人になりたい」「韓国人になりたい」というような考えを持つことはないが、日本の周辺国の人間は「日本人になりたい」という考えを持つ人も珍しくない。 それは、かつてはアジア最大の武力を持ち、その後は世界有数の経済大国になっていった「日本」が特別な存在として、今も彼らに印象づけられているからだ。 […]

◆梅毒にかかっても治療せず、日本中を這い回って拡散していた風俗嬢

現在、日本では歓楽街のほぼ全域に渡って梅毒が広がっているのだが、中には四国の徳島県や愛媛県のような、あまり外国人が来ないと思われるようなところでも20代の女性の梅毒が蔓延するようになっている。 いったい、どうしてこんなことになっているのか。 徳島県や愛媛県でも梅毒が広がっているのは、徳島県では徳島市徳島駅付近に、愛媛県では松山市・道後(どうご)温泉付近にソープランド街を含めた風俗街があって、そこで […]

◆膣内射精可の風俗嬢とそうでない風俗嬢の性病の危険度が同じ理由

2018年9月11日。日経新聞は『梅毒、半年で3200人。最多の昨年上回るペース』というタイトルで、梅毒が2018年6月までに患者数が3236人になっていることを記事にしている。 『近年の患者の急増は驚異的だ』『女性は20代前半の若い世代に極端に患者が多い』と書かれている。なぜ若い女性が多いのか。そして、なぜここ数年で爆発的に梅毒が日本で流行するようになっているのか。 マスコミは言葉を濁すが、梅毒 […]

◆あなたは、激しい拒絶と憎悪の目でこちらを見る女性を抱けるか?

あなたは、自分をあからさまに嫌っている女性を抱くことはできるだろうか。 憎悪や嫌悪の目でこちらを凝視している女性を抱くことはできるだろうか。軽蔑され、嫌われ、拒絶されているのが分かっていながら女性を抱くことはできるだろうか。 外国の荒んだ売春地帯をうろついている男であれば、そういった女性に何度も出会っているはずだ。 荒んだ売春宿の荒んだ部屋の中で身も心もボロボロになった女性が鬼気迫る表情で男を睨み […]

電子書籍『暗部に生きる女たち。デリヘル嬢という真夜中のカレイドスコープ)』新装発売中

アンダーグラウンドで働くデリヘル嬢と会い続けて見えてくるのは、そのめくるめく多様性だ。電子書籍『暗部に生きる女たち。デリヘル嬢という真夜中のカレイドスコープ)』はこの多様な女性たちのことを取り上げている。 アマゾンのページはこちらです。『暗部に生きる女たち。デリヘル嬢という真夜中のカレイドスコープ)』 サブタイトルに「カレイドスコープ」とありますが、カレイドスコープとはもちろん「万華鏡」のことです […]

◆「イラマチオで吐けるように頑張る」という風俗嬢(2)

ブラックアジア in ジャパン そもそも、イラマチオとは何なのか。ウィキペディアではこのように説明されている。 『イラマチオ (英: irrumatio、irrumation) は、オーラルセックスの一種で、男性が立ち、ひざまずいた相手の口の中に男性が自らの男性器を入れて、相手の頭部を手で持って前後させることにより男性器を相手の口に出し入れする行為である。語源はラテン語のirrumo(授乳する、吸 […]

◆「イラマチオで吐けるように頑張る」という風俗嬢(1)

ブラックアジア in ジャパン 激安デリヘル店は代表的なところではデッドボールやサンキューをはじめいくつもある。ここで働く女性たちは全員がそうだとは言わないが、多くは普通の風俗店では働けない容姿の女性たちである。 また日本には「熟女デリヘル」と言って、すでに40代後半から50代、いや場合によっては60代の女性ですらも所属している風俗店もある。 多くの男たちは容姿の美しい女性や若い女性を好むので、条 […]

◆徐槿栄。新宿歌舞伎町で赤ん坊を捨てた韓国人女性の背景

2017年2月15日、自動販売機脇に設置されたゴミ箱の中に捨てられたカバンの中から生後間もない男の子の嬰児の遺体が見つかるという事件が起きていた。 それが東京都新宿区歌舞伎町2丁目のホテル街にある駐車場・コインパーキングとあるのだが、具体的な場所を言うと「ホテルG7」と「ホテル・リバティ」向かいにある駐車場に置かれてあったゴミ箱の中である。 ここに手提げカバンと一緒にヘソの緒の付いたままの嬰児を捨 […]

◆全身和彫りの女性がもっと風俗にいてもいいと思うが……

和彫りを背中から臀部にかけて広い面積で背負っている女性にはまだ私も数人ほどしか会っていないのだが、実際にその和彫りを見せてもらって、明らかにワンポイント・タトゥーとは違うそれに圧倒された。 私が気に入ったのは、大きな鯉を背負った女性だ。彼女の刺青は本当に艶めかしかった。 最近のタトゥーのデザインは多彩だが、日本に昔から伝統として彫られているものは、タトゥーとは言わずに刺青(いれずみ)と呼ぶ。 最近 […]

◆風俗嬢が危険にさらされているのに、日本人は冷淡過ぎる

日本の性の現場は、私に言わせると異常であるとしか言いようがない。なぜ日本人はこんな異常を黙って受け入れているのか分からない。 まず、日本の性風俗は「本番行為が禁止」という建前があるので、デリヘルのようなところでは女性が口でサービスして射精させるような行為が一般化している。 コンドームは使わない。生の精液をそのまま口で受ける。 ソープランドはどうか。ソープランドだけは本番行為が黙認されているのだが、 […]

◆帰ってきたタイ女性(2)ハイエナには無視できない動き

日本にやってくるタイ人の多くは日本を愛しており、一生懸命に貯めたお金で「一生に一度」の旅行を夢見てやってきている。99%はそんな愛すべきタイ人たちである。(日本旅行のために、5年間もお金を貯めたタイ人夫婦のこと) また、大好きな日本で働きたいと切に願い、日本語を勉強し、正規のツテを頼って労働ビザでやってきて、昼間は工場で働き、夜は日本語学校で一生懸命に日本語を話せるようになろうと頑張っている人もい […]

◆帰ってきたタイ女性(1)。日本の真夜中は再び変化する

1980年代の後半から2005年までの約20年間、日本の真夜中には外国人女性が大勢潜り込んでおり、真夜中の世界では日本女性よりも外国人女性の方が多かった。 特にバブル経済が全世界に轟くようになった1985年以後、日本には全世界から外国人が殺到し、アンダーグラウンドも中南米系から東南アジア系まで百花繚乱であった。 水商売にはフィリピン女性が大量に紛れ込んでいたが、ちょんの間やストリート売春には、コロ […]

◆「デリヘルの共同経営者になりませんか?」と頼まれた日

デリヘルは誰でも開業できる。所轄の警察署に『無店舗型性風俗特殊営業開始届出書』を出すだけでいい。後は女性を集め、広告を出し、客を待てばいい。 もっとも、開業は簡単だが、それですぐに儲かるのかは、店のコンセプトや、女性の質や、経営手腕や、競争の有無にかかっている。 何の特徴もないようなデリヘルは、もはや大勢に埋もれて男たちの目に止まらない。何か「尖ったもの」がそこになければならない。 ある店は「超激 […]

◆HIV感染は防げるが風俗嬢が見殺しにされる理由とは?

日本の風俗は性病に無防備すぎる。ソープランドではコンドームなしの性行為が日常的に行われていたり、デリヘル等では精液を口で受けたりする。 こんな危険な性サービスが常態化していたのは、日本人は「病気にかかったら病気を治す」というのが常識として定着しているため、性病を持ったまま風俗を渡り歩く人が男女共に少ないからだと言える。 世界は違う。淋病にかかろうが、梅毒にかかろうが、尖圭コンジローマにかかろうが、 […]

◆全世界で年8000万人が罹患。不治の淋病が風俗嬢を襲う日

米疾病対策センター(CDC)は、梅毒がアメリカでも急増していることを報告している。 アメリカでは2000年には6000人だった梅毒患者は、2016年の時点で2万7800万人となっており、この期間で明らかに何らかの社会変化があって梅毒が蔓延するようになっているのは明らかだった。 アメリカのアンダーグラウンドで何か変わったことがあったのだろうか。アメリカのセックス産業はそれほど発展したわけでもなく、ア […]

◆ソープランド店の火災と、環境が悪化する一方のソープ嬢

2017年12月17日の午後2時頃、さいたま市大宮区宮町のソープランド店「Kawaii大宮」から出火した。 このビルは40年以上も前に建てられた古い鉄筋コンクリートの3階建てビルだったが、改装を繰り返しながらソープランド店として経営が続いており、中は通路も階段も狭く、壁も薄く、安普請で燃えやすくなっていた。 1階と2階に個室が5部屋ずつ用意されており、3階は客の待合室と女性の待機室があるという、や […]

◆無数のペニスを見つめてきた風俗嬢だけが書けるイラスト

男は自分のペニスをしげしげと見ることはあっても、他の男の勃起したペニスをしげしげと観察することも見つめることもほとんどない。 同性愛者(ゲイ)の男はそうするかもしれないが、普通の男はそうではない。 だから、意外に男は他の男のペニスがどうなっているのか、そしてペニスにはどんな種類があるのか分かっていないのかもしれない。最初から自分のペニス以外に関心を持たないし、持つべき理由もない。 ペニスに種類があ […]

◆プロの風俗嬢より素人の浮気相手が既婚女性に嫌われる理由

ひとり暮らしの女性は社会的に不利な立場にある。これは世界中どこでもそうだし日本もそうだ。 日本は、シングルマザーの貧困率がOECDで先進国最悪の状況にある。これは、日本では女性がひとりで生きるのはかなり不利な社会的構造になっていることを意味している。 様々な複合的な理由が重なっている。 日本の社会では依然として女性の賃金が低く設定されていることも多い。妊娠・出産・子育ての期間は経済活動の第一線から […]

◆ソープランド嬢の本当の地獄がこれから始まる理由とは?

2017年9月19日、西日本新聞は『危機的状況。九州でエイズ感染急増 16年福岡は61%増 佐賀、熊本過去最多』というタイトルで記事を出している。 HIV感染者、エイズ患者の新規報告者数が2015年と比べて61%も増えて一気に計92人になっていた。この内訳については9割が日本人ということなので、日本人83人、外国人9人が新たに陽性になったということになる。 また6割が同性間性的接触、4割が異性間性 […]