自傷行為

◆大正時代にすでに存在していた極限的なマゾヒスト。矢作ヨネという稀代の女

リストカット、ピアス、オーバードーズ、タトゥー、瀉血などで、身体を痛め続ける『病み垢界隈』の女性の話を聞いているうちに、ふと自分の身体を破壊したいという自傷衝動を持った女性は、いつ頃から日本に存在しているのか気になった。 自傷というのは、いつから生まれた言葉なのかわからないのだが、これが特別な符号として広がっていったのは最近だと思う。しかし、自傷という言葉が広がる前から自傷する女性がいたわけで、そ […]