孤立したローンオフェンダーの犯罪。ターゲットは特定の個人ではなく「コレ」だ
ローンオフェンダー(単独犯罪者)の起こす事件は、「自分は社会から受け入れられていない」「自分は価値のない存在だ」といった被害妄想や劣等感が裏にある。そうした感情が心の中で鬱積し、内面で怒りが増幅して最後に爆発する。すべての人間に対する敵意、極度の絶望からくる破壊衝動がそこにある。(鈴木傾城)
ローンオフェンダー(単独犯罪者)の起こす事件は、「自分は社会から受け入れられていない」「自分は価値のない存在だ」といった被害妄想や劣等感が裏にある。そうした感情が心の中で鬱積し、内面で怒りが増幅して最後に爆発する。すべての人間に対する敵意、極度の絶望からくる破壊衝動がそこにある。(鈴木傾城)
安倍首相が殺されたのは陰謀だという話もあるのだが、私はそういう説にはあまり関心を持っていない。 今の資本主義社会でうまく生きられず、非正規雇用で社会の底辺にいた男性が、統一教会に家庭をめちゃくちゃにされたことによる恨みで一方的に安倍晋三氏を恨み、事件を引き起こしたものだとシンプルに考えている。 自殺をも覚悟している何も持たない貧困男性が、もう所持金も失ってにっちもさっちもいかなくなり、統一教会に関 […]
孤独によって心が荒んでいく人は多い。孤独がどうしても解消できず、「自分は社会に必要とされていない存在だったのだ」と悟った人はどうなるのか。やがて自暴自棄になり、世の中のすべてがどうでもよくなっていく。そんな中でゴミを捨てようという気になるだろうか?(鈴木傾城)
貧困の奥底にあるものとは何か。それは、もがいてももがいても這い上がることのできない絶望と、あきらめと、もう何をしても無駄だという苦しみだ。そんな状況に追い込まれたら、もはや笑みすらも忘れてしまうかもしれない。 しかし、追い詰められた人たちの中には、何か突き抜けたような明るさを持っている人がいる。自暴自棄に陥った人の中には、奇妙なまでに明るくなることがあるのだ。 これで思い出すのがフィリピンの女性た […]
閲覧注意ジャック・モガレという南アフリカ出身の男がいる。この男は分かっているだけで19人の女性をレイプし、16人を殺し、9人を誘拐して、61件の罪状で有罪判決を受けた。凶暴極まりない男だった。 南アフリカでは、ファンウェル・クマロという男もいた。この男は分かっているだけで103人の少女や女性をレイプしていた連続レイプ鬼だった。同じくセドリック・マーケという男は、車に乗っていた男を射殺し、女性をその […]
食い詰めた移民の貧困層は、強盗や窃盗やレイプなどの犯罪を犯し、さらにテロなども引き起こすようになっていった。そして、貧困層が最も効率良く稼げる非合法ビジネス「ドラッグ売買」に手を出すようになった。かくして、欧米のほぼすべての国でドラッグの蔓延が深刻化し、解決不能になった。(鈴木傾城) コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について
私たちは「伝染病」と言えば、ウイルスが人から人へと伝染していくインフルエンザのようなものだけを想像する。 しかし、伝染するのは病原菌だけではない。 強い感情もまた人から人へと伝染していく。たとえば、憎悪だ。それはとても強い感情なので、共鳴するにしても反発するにしても、相手と同じ憎悪が当事者に発生して、どんどん広がっていく。 憎悪は理性ではなく感情である。感情は往々にして理性を超えるので、憎悪が蔓延 […]