日本

1/2ページ

VUCA(ブーカ)。焦燥感や不安感ばかりが募り、怒りの感情を悪化させていくもの

「VUCA」が指し示す四つの要素「変動性・不確実性・複雑性・曖昧性」は、もはや捉えどころのない人生の巨大な障害なのである。どうしていいのか分からない。何をしていいのかも分からない。だから、焦燥感や不安感ばかりが募り、怒りの感情を悪化させていく。(鈴木傾城)

◆ルーマニアから来た女。彼女に「そんな日本人はじめて見た」と失望された

最近、ルーマニアの経済が好調であると報道されている。ルーマニアを含め、ポーランド・モルドバ・ブルガリア等々の「東欧」と呼ばれる国々は長らく失敗国家であるという認識であった。 ところが最近、低迷する近隣諸国をよそに、ルーマニアだけがなぜか調子が良いのである。調べてみると、隣国であるウクライナが戦争に入り、これによってウクライナに拠点を持っていた企業が続々とルーマニアに拠点を移してビジネスを始めるよう […]

『忍耐に対する報酬』が得られなくなる国で、誰が一生懸命に働くというのか?

経済成長しない国になると、間違いなく忍耐を軽視する人たちが増えていく。必死で働いても豊かになれないなら『忍耐に対する報酬』が得られないのだから、忍耐しようと誰も思わない。「必死で働いても将来は貧乏ですよ」と言われたら、誰が必死で働こうと思うのか。(鈴木傾城)

◆多文化共生は残虐で猟奇的な事件の輸入に他ならない。治安悪化で荒廃する日本

2022年10月16日の午後6時30分、東京・池袋のサンシャイン60の高級フランス料理店で、客同士数十人が突如として大乱闘を始めて店内をぐちゃぐちゃにして逃げ去るという事件が起きた。 後で分かったのだが、この事件を起こしたのは中国人のチンピラ集団「チャイニーズ・ドラゴン」たちであり、彼らが出所祝いで集まったところ、何らかの理由で乱闘になったのだという。 中国人のチンピラが集団でやりたい放題している […]

◆堕ちていく日本。これまで途上国で起きていたような産み捨て事件が続々と……

戦後の混乱期には日本で赤ん坊の産み捨て事件が続出した。それも致し方ない時代だったかもしれない。日本の国土は見渡す限り焼け野原と化し、人々は飢え、おにぎり一つで身体を売って「こんな女に誰がした」と女性が嘆く時代だったのだ。 孤児《みなしご》も多かったが、親を失った子供たちだけでなく、親に棄てられた子供たちも多かったのである。しかし戦後の混乱が収まるにつれて、赤ん坊の産み捨ての事件はどんどん減少してい […]

◆吉原に隣接して山谷ドヤ街がある理由。そして吉原も山谷も衰弱死しつつあること

あなたは、吉原や山谷に足を踏み入れたことがあるだろうか? アンダーグラウンドを扱う作家としての職業柄として、吉原の元ソープ嬢と会って話を聞く機会も何度かあった。 若い頃からソープという特別な世界に生きていた彼女たちの話を聞いていると、「吉原」という地域に特別な感慨を持っているというのが言葉から伝わってくる。まるで背後霊に取り憑かれたように。 私は東京都台東区に「吉原」という地名があるものとずっと思 […]

原爆が投下された広島の惨劇は、いよいよ重みを増していく

閲覧注意1945年8月6日、リトルボーイと呼ばれたウラニウム型原爆が広島上空高度約600メートルの上空で爆発した。 これによって爆心地500メートル圏内が一瞬にして吹き飛び、燃え上がっていった。 この圏内にいた人のほとんどは即死、即死を免れてもその後の数ヶ月で放射能症で死亡している。死亡率は99%。 この1%の中には、燃料会館の地下室にいたことで奇跡的に生き残った野村英三氏がいる。ただ、原爆の爆発 […]

◆フィリピン女性の間で、日本人との偽装結婚が再び増える予感がしている

2020年にコロナが徐々に広がっていった際、名古屋のある男がコロナ感染を分かっていたにも関わらずフィリピンパブに遊びに行って、従業員を感染させた挙げ句に自分は大批判の中で死んだという事件があった。 この事件以降もフィリピンパブで起きたクラスターはしばしば店名付きで報道されたので、全国のフィリピンパブの売上はばったりと途絶えた。そして、そこで働くフィリピン女性もみんな稼げなくなってしまった。 そんな […]

いよいよ闘争心を見直す時代に入っている。政府は闘争のための教育すべきだ

人間社会ではいくら巧妙に隠しても衝突と対立が発生し、生まれ持った闘争心によってぶつかっていく。戦争がなかった時代はないし、平和な時代であっても、絶えず細かい紛争や集団暴力が発生している。日本もそろそろ闘争心を見直す時期が来た。時代は変わっているので。(鈴木傾城)

◆「売春を誘った女性たちの方を逮捕して男性は逮捕しない理由」の深い意味

2020年12月5日。大阪の梅田の地下街で待ち合わせスポットとして知られている「泉の広場」で、ここ1年で61人の女性が逮捕されていたことを大阪府警が発表した。 逮捕されたのは17歳から64歳までの女性だ。 彼女たちは売春する相手を探していた「立ちんぼ」と呼ばれる女性たちで、この場所は20年以上も昔から(もっと昔からかもしれない)売春スポットとして有名な場所だったという。 迂闊にも私は知らなかった。 […]

◆デリヘル摘発で逮捕されたベトナム人女性たちと家畜窃盗犯のベトナム人たち

中国発コロナウイルスによって2020年は国外との行き来が全面停止となったのだが、これによって日本国内に取り残された外国人もいる。 11月10日、東京都荒川区のデリヘル店『美・ワンダフル』が摘発されているのだが、ここで働いていたのは技能実習や留学目的で来日したが、帰国できない上に日本で生活苦に落ちていたベトナム人女性だった。 この店は鶯谷を中心に女性を派遣していたのだが、在籍しているベトナム女性は総 […]

◆このままでは、日本の社会で女性の餓死者・自殺者が大量に出てもおかしくない

(『9月の自殺者 全国で1805人 女性が大幅に増加 警察庁』と記事になっている。男性が去年よりも0.4%増えて1166人、女性が27.5%増えて639人、特に女性の自殺者が大幅に増えているという。4月4日に書いたこの記事を改めて読んで欲しい。まだまだ経済悪化の地獄は終わっていない) 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないのだが、これによって多くの学校が休校している。 そこで、子供の世話をしなけ […]

◆「竹の塚」のリトル・マニラ。フィリピン女性は今もいる

(2020年7月20日、竹の塚のフィリピンパブ「ソシアリスタ」と「ヴィーナス」で中国発コロナウイルスの集団感染(クラスター)が発生しているのだが、竹の塚のフィリピンパブは、私も2015年11月に訪れて記事にしたことがある。このようなところだった) * 東京都足立区の東武伊勢崎線に「竹の塚」という駅がある。公団住宅や都営住宅が建ち並ぶこの界隈は、2005年ほどまでは「リトル・マニラ」と呼ばれていた場 […]

◆「肉体の防波堤」「東京租界」。日本の闇が最も深かった時代を見つめよ

日本は1945年8月15日に敗戦を迎えたのだが、この当時の日本政府はこれを「敗戦」と表現しないで「終戦」と表現した。そして、日本に乗り込んで来たアメリカ軍を「占領軍」と言わずに「進駐軍」と言った。 言い方がどうであれ、日本はそれぞれの都市が大空襲で焼け野原にされ、二発の原子爆弾を落とされ、完膚なまでに叩きのめされて「敗戦して占領軍に支配された」という客観的な現実がそこにあったのは事実だ。 1945 […]

◆コロナ下で稼げなくなった女たちが風俗から売春に流れ込んでいく兆候がある

キャバクラやクラブやラウンジやその他ナイトクラブの女性たちは、3月の自粛ムードからどんどん稼げなくなり、4月7日からの緊急事態宣言で休業状態へと突入した。風俗で稼いでいる女性たちもまた、店は開いていても客が激減してほとんど稼げなくなってしまっている。 市中感染で増え続けている「感染経路不明」というのは「歓楽街で感染したことを言わない男と女が引き起こしている」と分析する人もいるのだが、それは恐らく一 […]

◆『カルメン故郷に帰る』はなぜカルメンで、カンカン娘のカンカンとは何か?

高峰秀子の映画に『カルメン故郷に帰る』という映画がある。 1951年の映画なのだが、この映画は日本で初めての総天然色、すなわち「カラー」で撮られた映画で、今観てもその映画に映る軽井沢の風景の美しさに見とれるほどだ。 ところで、この映画が制作された1951年というのは、昭和26年であり、まだまだ昭和20年の敗戦の空気が残っていた時代でもある。しかし、この映画はコメディであり、映画にはそうした暗さは微 […]

◆日本で増える覚醒剤の摘発。警察組織が弱体化すると一気に覚醒剤が蔓延する

最近、覚醒剤で逮捕される事件が相次いでいる。 芸能人が覚醒剤で逮捕される事件。経産省や文科省のキャリア官僚が覚醒剤の使用で逮捕される事件。民泊での覚醒剤の取引。10万円で雇われて日本に覚醒剤を持ち込もうとした日本人の運び屋、静岡沖の小型船から見つかった1トンの覚醒剤……。 最近、日本に覚醒剤が大量流入している現状に気付いている人もいるはずだ。日本に外国人が増えると同時に、覚醒剤もまた国外から大量流 […]

◆長尾里佳。12歳の少年と性行為してしまう彼女の「性的嗜好」は治るのか?

まだ思春期にも到達しない少年少女、あるいは思春期に入ったか入らないかのギリギリのところにいる少年少女に性的な関心を持つ男は大勢見かける。彼らはペドフィリアだとかロリコンだとか言われて毛嫌いされている。 最近も、日本のある富裕層のひとりがタイのコーンケーンで逮捕された事件もあったが、ブラックアジアではこうした男たちが少年や少女を餌食にして逮捕された内容を大量に記録している。(ブラックアジア:ペドフィ […]

1966年。東京の日常。日本は変わり果てたか、それとも変わっていないのか?

1966年の東京をドイツのテレビクルーが撮影したものが、ユーチューブに上がっている。1966年と言えばもう50年以上も前のことだが、映像を見ると当時の東京、そして日本という国の一般庶民の暮らしがよく捉えられていて興味深い。 当時のドイツ人たちは、もちろん外国人が見た外国の光景として異質に思いながら、これを撮っていたはずなのだが、今の日本人がこの50年前の日本を見て果たしてどう思うだろうか。 「今と […]

すべてを中国共産党政権の支配下に収める野望はやがて日本に牙を剥く

香港の「逃亡犯条例」改正案は、103万人に及ぶ国民の大反対のデモと大混乱を引き起こした。(ブラックアジア:揺れる香港。逃亡犯条例改正案が通れば、もう香港の一国二制度は終わり) 混乱が続く中で、世界各国の非難を見た香港特別行政区行政長官キャリー・ラムは「分が悪い」と思ったのか、しぶしぶ「審議を無期限で延期する」と発表したのだが、これで香港は平穏に戻ったわけではない。 なぜなら、キャリー・ラムは「改正 […]

「勝手に親の都合で産んだ」と毒づく息子を殺す。引きこもり問題は広がる

日本では、ここのところ刺殺事件が続いている。名古屋の路上でひとりの男が知人を執拗に殴打して最後にドスを突き立てる事件も起きていたし、新宿のマンションで女性がホストを刺して血まみれにする事件も起きた。 このどちらの事件も現場の生々しい動画や写真が撮られていて、インターネットに出回った。(ブラックアジア:名古屋で起きた刺殺事件と新宿で起きた刺傷事件でリアルを知る日本人) さらに、間髪を入れずに川崎市登 […]

◆名古屋で起きた刺殺事件と新宿で起きた刺傷事件でリアルを知る日本人

閲覧注意 日本で2つの興味深い事件が起きている。まず、ひとつは名古屋・栄(さかえ)で起きた事件だ。 2019年5月25日。「山城清幸」という48歳の男が工具や日本刀を持って、繁華街・栄でひとりの男を待ち伏せしていた。この男が待っていたのは、「榊原淳次」という46歳の男だった。 やがて、榊原淳次がやってきた。山城清幸は榊原淳次を棒状の工具でめった打ちにして、最後に日本刀で腹部を突き刺した。繁華街の路 […]

管理が行き届くと秩序が国にみなぎるが、徹底されると不都合なことが起きる

日本人は、特に国家に押さえつけられているわけではない。しかし、基本的に街にはゴミひとつ落ちていない。 人々は、たとえ車が一台も来ていなくても、ほとんど信号無視はしない。時間もきちんと守られる。人々は列を乱さない。人々は礼儀正しい。そして、街を走っている車もきれいだ。基本的に交通ルールもきちんと守られている。 いろんな面で、日本は細部まできちんと管理が行き届いている。 これが、どこかの途上国でも行こ […]

ブラックアジア:ストリート漂流(日本のいわくありげの街を写真で見る)

日本のストリートを漂流して書き留めた記事がかなりの数になってきましたので、ひとつのカテゴリーとしてまとめておきます。「ブラックアジア:ストリート漂流」と名付けました。鈴木傾城が実際に街を歩いて記録したものです。主に撮りためた写真でコンテンツを構成しております。

◆「日本ブランド」として日本女性が外国人に買われる先に待つ未来とは?

日本という国はひとつのブランドである。「日本人」というのも、ひとつのブランドになり得る。 日本人の多くは「中国人になりたい」「韓国人になりたい」というような考えを持つことはないが、日本の周辺国の人間は「日本人になりたい」という考えを持つ人も珍しくない。 それは、かつてはアジア最大の武力を持ち、その後は世界有数の経済大国になっていった「日本」が特別な存在として、今も彼らに印象づけられているからだ。 […]

◆膣内射精可の風俗嬢とそうでない風俗嬢の性病の危険度が同じ理由

2018年9月11日。日経新聞は『梅毒、半年で3200人。最多の昨年上回るペース』というタイトルで、梅毒が2018年6月までに患者数が3236人になっていることを記事にしている。 『近年の患者の急増は驚異的だ』『女性は20代前半の若い世代に極端に患者が多い』と書かれている。なぜ若い女性が多いのか。そして、なぜここ数年で爆発的に梅毒が日本で流行するようになっているのか。 マスコミは言葉を濁すが、梅毒 […]