妊娠

◆風俗や売春の現場では、誰の子供かわからない子供を妊娠する可能性は常にある

先日、千葉の栄町で働く現役のソープ嬢と話していると、彼女の知り合いのソープ嬢が「客の子を妊娠して大騒ぎしてる」と言った。 「客の子」と言っても、どの客の子なのかはわからない。予想外の妊娠で、相手もわからないのだから、もう堕ろすしかない。しかし、ソープで働いているにもかかわらず、買い物依存症でまったくカネがない。 「それで、病院行かないといけないし、しばらく働けないし、あれこれ借金もあるから、私にも […]

◆「飲んで妊娠をやめられる薬」でも、凄惨な光景が中絶の現場で起こる?

「望まぬ妊娠をする」というのは、多くの女性にとっては悲劇をもたらす出来事である。アメリカでは「中絶は殺人である」という認識で絶対に認めないという州もあり、たとえばルイジアナ州では人工妊娠中絶をした女性が殺人罪に問われるような、そういう出来事もあった。 南米ブラジルでもカトリックの影響が強い国では、レイプされて妊娠に至った女性の中絶も認めないということで、10歳の少女がレイプされて妊娠したが裁判所も […]

◆中絶数14万5340件の日本。しかし、ほとんどの男はそれに関心がないという現実

2021年12月22日、イギリスの製薬企業ラインファーマが、薬で中絶ができる「経口中絶薬」の使用許可を厚生労働省に申請している。これが通れば、国内初の経口中絶薬となる。薬の名前は「ミフェプリストン」と「ミソプロストール」である。 中絶手術というのは女性の身体に大きな負担をかける。これが認定されると中絶はより安全になるのだが、「お手軽に中絶できる環境を生み出すのは果たしてどうなのか?」「経口中絶薬で […]

◆「中絶は絶対に認められない」という考え方は、ただ女性を苦しめるだけ

「性的暴行などの犯罪被害にあった場合でも中絶は認められない」「中絶を行った医師に99年の禁錮刑を科す」 2019年5月15日、アメリカのアラバマ州ではこのような法律が成立した。これは事実上「すべての中絶を禁止する」というものである。そしてその2日後、今度はミズーリ州で「妊娠8週目以降の人工妊娠中絶を禁止し、中絶手術を行った医師には最大で15年の禁錮刑を科す」という法案が可決された。 アメリカでは、 […]

◆ひとり4分の不妊手術を強制されて放置される貧困女性の姿

インドは中国に次ぐ「人口爆発国家」であり、世界人口72億人のうち、12億7000万人がインド人である。 貧困層が大量の子供を産み、ますます貧困の度合いが進むという悪循環の中で人口が増えており、この国では人口問題と貧困問題は表裏一体の関係にある。 貧困を少しでも緩和させるためには、人口を抑制させる必要がある。こういった状況の中で家族計画や避妊促進が行われているが、それはインドではうまく機能していない […]