地震

正月早々、インフルエンザの洗礼。これからは「注意深く生きる」しかなくなった

2024年の日本は1月1日から波乱の幕開けだった。能登半島地震に羽田の飛行機事故。この大変な最中、なぜか私の体調までおかしくなってしまった。インフルエンザにかかった。今も本調子ではない。しかし、本当にどうなるのかは「一寸先は闇」と言ったところだろうか。(鈴木傾城)

◆日本人は、一生の間に一度は生きるか死ぬかの災害に巻き込まれる

地球はすでに自然災害が苛烈化する時代に入っている。火山の噴火、地震、津波、巨大化する台風、凄まじい豪雨、豪雪が次々と世界各国を襲いかかり、巨大な被害をもたらしている。 今のところ多くの被害を局地的に出しながらも、人類は何とか対処している。しかし、いずれ対処できなくなる場所も出てくる。 いろんな災厄が次々と襲いかかって、下手したら人間の社会システムが維持できなくなるのではないかと考える人が多くなって […]

◆津波で死んでいった人たちの、凄惨な地獄絵図に思うこと

閲覧注意 あれからもう11年前になるのか……。スマトラ沖大地震が起きたのは2004年12月26日のことだが、まるで昨日のことのように思い出すことができる。 マグニチュード9.1、死者約22万人。 地震直後はカンボジアにいたのだが、その後バンコクに戻ってからホテルの部屋でいつもはほとんど見ないテレビをずっと見つめてこの凄まじい災害の現場を見つめていた。 インドネシア、タイ、スリランカ……。私の馴染み […]

◆略奪の都市となったハイチ。無法地帯に略奪者が闊歩する

壊滅的な大地震に見舞われたハイチ。首都ポルトープランスはその翌日から数百人の略奪者集団がうろつく無法地帯と化した。 徘徊しているのは窃盗者や暴徒である。彼らは崩壊した建物の中にある商店を物色して、使用可能な物品を手当たり次第に持ち去っていく。 警戒にあたる警察官や兵士らの姿はほとんどいない。店の人間が民兵となって銃を略奪者に向けているが、それでも暴徒の方が多く効果が上がっていない。 コンテンツの残 […]