ミャンマー

◆軍事政権のミャンマーはドラッグ禍に飲み込まれて、さらに何を生み出すか?

ロシアとウクライナの戦争、イスラエルによるパレスチナへの攻撃が国際的に注目される中、完全に無視されているのが東南アジアの一角で起こっているミャンマーの軍政と民主派の闘争だ。 ミャンマーでは2021年に軍事クーデターが発生し、それ以降も政治的な混乱が続いて今もとまらない。軍事政権が権力を掌握して市民を弾圧し、国際社会からの非難を浴びながらも、軍事政府は権力を放棄しようとしない。 政治的な混乱に伴い、 […]

◆ドラッグ市場の流通に大きな異変が起きており、それは日本に無関係ではない理由

今後、日本も多文化共生によって外国人が大量になだれ込み、しかも貧困化した若者が増えるので、間違いなくドラッグ禍が膨らんでいくことになる。 すでに、若者を中心にしてマリファナの所持や使用で逮捕される人数が毎年のように伸びており、2020年には摘発が初の4000人超えとなり、そのうち20代以下が6割を占めるという統計が出てきている。 日本政府が進める多文化共生(留学生・技能実習生・単純労働者・インバウ […]

◆世界から見捨てられて経済苦に堕ちてしまったミャンマーでケシ栽培が復活した

ミャンマーはすでに世界から見捨てられた状態である。軍政による国民の弾圧が今も続いているのだが、世界の目はロシアやウクライナに向いているわけで、ミャンマーに焦点が当たることもなくなった。(ブラックアジア:10年後はミャンマーという国がなくなり、「ミャンマー自治区」となっている?) その結果、ミャンマー国民は経済的にも救いのない困窮を強いられ、政治的にも軍事独裁で民主化の転換機会を失って、東南アジアで […]

◆東南アジアの大国となったタイの真夜中は、これからタイ女性が足抜けしていく?

すでに国際社会から忘れられている存在と化したミャンマーだが国民と政府の反目・対立・衝突・殺し合いは今も相変わらず続いている。そして、こんな未来のない国に絶望して国を離れるミャンマー人も莫大に存在する。 (ブラックアジア:ミャンマーを扱った記事はこちら) 多くのミャンマー人は隣国タイに逃れたいと考える。しかし、タイはミャンマーからの難民が大量にタイに棲みついてタイにミャンマー人居住区ができて最終的に […]

ミャンマーは経済成長に取り残された極貧国家になって深い闇を生み出すのか?

今のミャンマーを見ると、東南アジアで取り残された唯一の極貧国家になってしまうのではないかという気もしている。今のまま推移していくと、そうなってしまう可能性が高い。政治の混乱で極貧世界を生み出した国は、深く強烈な裏社会をも生み出す。ミャンマーに注目している。(鈴木傾城)

国民の48.2%が絶対貧困。ミャンマーは近いうちに「飢餓国家」になっていく

ミャンマーは当初から東南アジアで最も貧しい極貧国家だったのだが、事態は良くなるどころか、より悪化した。国民の約半分が一日約120円未満で生活しなければならない「絶対貧困」となる。絶対貧困のミャンマーの子供たちは今、雑草を食べて飢えをしのいでいる。(鈴木傾城)

10年後はミャンマーという国がなくなり、「ミャンマー自治区」となっている?

ミャンマー国軍は国民がどれだけ窮地に落ちても助けることはなく、ASEANもまた助ける余裕はなく、ミャンマー国民は見殺しにされる。国家は国民の敵と化し、仕事もなく、金もなく、物資もなく、医療も崩壊し、外部からの助けも期待できない中で、ミャンマー国民ができることは限られる。(鈴木傾城)

◆ミャンマー出身の女性ナン・ムエサン。医師をクビになって大金を稼ぐモデルになった

ミャンマーが荒れている。国家存続の危機と化している。現在、多くの国民が貧困に落ちており、こうした中で10年後はミャンマーという国が滅亡しているかもしれない。(ブラックアジア:虐殺が続いて無政府状態と化すミャンマーのクーデター事件の裏側にあるもの) 今日はその話題から少し離れて、ミャンマーの毛色が変わった女性を紹介したいと思う。ナン・ムエサンという30歳になろうとしているヤンゴン出身の女性だ。 彼女 […]

◆虐殺が続いて無政府状態と化すミャンマーのクーデター事件の裏側にあるもの

閲覧注意ミャンマー情勢はますます混沌としてきている。2020年11月8日の選挙でアウンサンスーチー率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝すると、軍は事実上のクーデターを起こして政治を乗っ取ってしまった。(ブラックアジア:ミャンマー動乱。なぜ誰も支持しないミャンマー国軍が勝つ可能性があるのか?) ミャンマー国民はすぐにこれに蜂起したのだが、軍は強硬で抗議デモを行う国民を次々と射殺していった。吹き荒れる暴 […]

◆ミャンマー動乱。なぜ誰も支持しないミャンマー国軍が勝つ可能性があるのか?

閲覧注意2020年11月8日。ミャンマーで行われた総選挙では、アウンサンスーチー率いる国民民主連盟(NLD)が議席の8割を占める圧倒的な勝利を収めた。 アウンサンスーチーはロヒンギャ族を「ミャンマー人ではない」という認識を持っており、少数民族に対する冷淡な態度をグローバル社会で批判されている。そのため、その影響力はミャンマーでも減退しているのではないかと噂されていた。 しかし、蓋を開けてみたらアウ […]

◆ミャンマーの男が好む女性モデルの写真から浮かび上がってくるものとは?

先日、ミャンマーの女性を取り上げたのだが、まだまだ東南アジアには「隠された美」がたくさんあるのだというのを私たちは再確認した。(ブラックアジア:東南アジアの「隠された美」、ミャンマー女性の美しさはまだ隠されている) ところで、このミャンマーの女性たちを眺めているうちに、ミャンマー人が東南アジア女性のモデルを集めたサイトに辿り着いた。 どこの国でもそうだが、モデルを扱った写真は、普通の女性が普通に撮 […]

◆東南アジアの「隠された美」、ミャンマー女性の美しさはまだ隠されている

私はタイ・カンボジア・シンガポール・インドネシア・インド圏・フィリピンという順番で、東南アジアや南アジアをさまよい歩いていた。その後、健康を害して夜をさまよい歩くのがキツくなり、執筆で過ごす時間が増えた。 しかし、もし私が2006年以後もずっとハイエナとして現役だったら、今頃どこの国をウロウロしていたのだろうか……。 私はフィリピンをうろうろしていた頃に、「次はこの国の女性たちと出会ってみたい」と […]

◆タイの売春地帯はミャンマー女性だらけになる日は来るのだろうか?

タイの売春地帯にはミャンマー女性が大量に流れ込んでいる。ミャンマーはロヒンギャ族の迫害と追放で世界に注目されているのだが、実はそれだけではない。 山岳民族や少数民族もまたミャンマーの中央政権としばしば衝突しては難民として隣国タイに流れ込んでいる。こうした色白の山岳民族・少数民族がタイの売春地帯に流れ込むと、肌が白いというだけで人気嬢になるので、積極的にミャンマー女性を雇う店が増える。 いまやタイの […]

◆バングラデシュで生まれているロヒンギャ女性の売春地獄

ミャンマーのラカイン州北部で起きたロヒンギャ族に対する対立と暴力と迫害は今年の夏から過激なものになっている。この地区に住むロヒンギャ族は、地理的に北上してバングラデシュに逃げるしかない。 彼らが目指すのが国境を越えたバングラデシュの難民キャンプであるクトゥパロンとバルカリである。 この3ヶ月で約58万人近いロヒンギャ族がジャングルを這い回り、泥水を飲み、小動物や昆虫を食べながらボロボロになってバン […]

◆人類を殺し合いに向かわせる対立がミャンマーを覆い尽くす

ミャンマーで地獄が出現している。イスラム少数民族ロヒンギャ族による衝突と弾圧の話だ。 仏教国ミャンマーで、隣国バングラデシュから流れて定着したロヒンギャ族はイスラム教徒である上に肌の色が黒く明らかに異質な民族であった。 2012年、西部ラカイン州でこのロヒンギャの若者がミャンマー人の女性をレイプしたことから端を発した対立と衝突はどんどんエスカレートして、政府が非常事態宣言を発令する騒ぎとなった。( […]

◆アウンサンスーチーはミャンマーの救世主か、それとも……

ミャンマーは1990年の選挙でアウンサンスーチーが率いる国民民主連盟(NLD)が勝利したが、軍がそれを抑えこんで政権移譲を拒否、それから20年に渡ってアウンサンスーチーを自宅軟禁に追いやってきた。 選挙の結果を拒否して民主化への道を閉ざした結果、ミャンマーは東南アジアではもっとも未発展で貧しい国へと転がり落ちてしまった。 こうした軍の鎖国政策によって時代に遅れていくことを危惧したミャンマーの人々の […]

◆アウンサンスーチーの時代とミャンマー利権を狙う欧米諸国

2015年11月8日、ミャンマーで実施された総選挙で、アウンサンスーチー氏が率いるNLD(国民民主連盟)が圧倒的な勝利を手にした。これにより事実上のアウンサンスーチー政権が成立した。 今後、アウンサンスーチーによって、この国はグローバル社会に飛び込んでいく。いよいよミャンマーの歴史が大きく動き出すことになる。 ミャンマーは、かつてイギリスとの戦争に敗れて100年近くイギリスの植民地にあった。 この […]

◆レイプ殺害されたミャンマーの少数民族の女性の裏側の闇

閲覧注意 2015年1月20日、ミャンマー北部のシャン州でカチン族の女性ふたりが複数の男にレイプされて殺されるという事件が起きていた。ひとりは21歳、もうひとりは20歳の女性だった。 この2人はキリスト教徒で、宣教師として現地に派遣されて宣教活動に当たっていた女性たちだった。 キリスト教の教会で寝泊まりしていたのだが、よりによって、そのキリスト教会でレイプされて殺されるという神も仏もないような事件 […]

◆ミャンマーで、虐殺地獄に堕ちていく少数民族ロヒンギャ族

閲覧注意 憎しみが渦巻いているとき、その憎しみは爆発する「きっかけ」を待っている。だから、国内に異民族がいて、相互に憎悪が渦巻いているとき、ほんの些細なことで殺し合いが始まる。 ほんの小さな小競り合い、ほんの小さないさかいが、どんどん拡大して行き、ついに全面衝突になっていく。集団暴行、放火、レイプ、殺人。そして街を挙げての暴動……。 どこの国でも国内に少数民族を抱えている。その少数民族は普段は共存 […]

◆ミャンマーの民主化の前に立ちはだかる危険で熱い宗教対立

2013年6月、アメリカのグローバル主義を裏から強烈に後押ししているタイム誌が7月号の表紙として取り上げたのは、ミャンマーで反イスラムの活動をしているウィラトゥ師だった。 ウィラトゥ師の顔と共に、大文字で書かれていた言葉は、 “THE FACE OF BUDDHIST TERROR”(仏教徒テロの顔) というものだった。要するに、タイム誌が言いたいのはこういうことだ。「ミャ […]

◆大混乱と殺戮に見舞われる。民主化してミャンマーが大混乱に

ミャンマーが民主化の動きを加速している。しかし、それと同時に国内で民族対立・宗教対立が激化し、ミャンマーの将来に暗雲を投げかけている。 ミャンマーの民族問題と言えば、地方や山岳地帯に私兵を構えて中央政府と対立する少数民族問題もあれば、ロヒンギャ族の問題もある。 そして、宗教問題と言えば、大多数の仏教徒に混じった少数派のイスラム教徒の問題もある。 2013年3月20日、ミャンマーでは中部・南部で仏教 […]

◆ミャンマー非常事態宣言。宗教対立、レイプ報復、虐殺、放火

閲覧注意2012年6月10日。ミャンマーのテイン・セイン大統領は、西部ラカイン州で仏教徒とイスラム系少数民族の「ロヒンギャ」の間で深刻な対立と衝突が起きているとして、非常事態宣言を発令した。 この対立がミャンマー全土に拡大していく懸念があるということから発令されたものだった。 ミャンマーはアウンサン・スーチー氏が民主化運動を開始したばかりである。 いよいよ、民主化に向けて国が変わっていこうとする矢 […]

◆ミャンマーで一人旅をしていた邦人女性が首を締められ死亡

2011年9月28日、ミャンマーの中部バガンでバイクタクシーに乗っていた白松千晴さん(30歳)が首を締められて殺されたのがニュースになっていた。 宿に戻る途中で、バイクタクシーの男にレイプされそうになり、抵抗しているところを殺されてしまったのだろう。 農婦がたまたま目撃して警察を呼んだという状況が書かれているが、農婦しか目撃していないので逆に言えば人里離れたところに連れて行かれて襲われたと推測でき […]

◆質素で素朴な北ベトナム・ミャンマーの少数民族を写した光景

私は都会でも田舎でもどちらでも暮らしていけるタイプで、頻繁にその両方を行き来している。ところが、最近は健康を害した上に、インターネットの依存度が日増しに高まっているので、田舎に引きこもるというのができなくなった。 しかし、インターネットがなければ困るのかと言われれば、実はそれほど困ることもない。そういえば、今年も数ヶ月の「音信不通」の間はインターネットには縁がなかった。(それで問題がなかった) コ […]

◆【投稿】メーサイ(タイ)とタチレク(ミャンマー)の写真

現在、ミャンマーの国軍とカチン族が激しい戦闘に明け暮れています。これに関連して、メーサイとタチレクに関する投稿と写真を頂いたので掲載したいと思います。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について