アダルトビデオ

◆アダルトビデオ業界を締め上げても女性を守ることにつながらない深い理由とは?

2022年6月15日に「AV出演被害防止・救済法」、通称「AV新法」と呼ばれる法律が成立し、これが6月22日に公布され、翌日から施行されるようになった。 アダルトビデオに強制的に出演させられる女性を少しでも減らし、さらに契約を厳格にし、さらに契約が不備な場合は、販売や配信の停止を請求することができるというものであり、被害に遭った多くの女性を救う法律であった。 とは言っても、これは業界にとっては事業 […]

◆アダルトビデオから女性を救うための規制強化がもっと醜悪な事態を生み出す理由

日本政府は今後、より広い範囲から税金を取りまくりたいので、成人年齢を20歳から18歳に引き下げた。 これによって、アダルトビデオは18歳が違法で出演させられても取り消しできなくなるわけで、多くの女性団体が懸念を表明し、「18歳の少女を守るよう」に政府に嘆願書を出している。 現在、与野党は新成人アダルトビデオ出演強要防止のための法案で協議を重ねているのだが、だいたい以下の内容で法案の骨子がまとめられ […]

◆アダルトビデオの映像は強烈だが、それでも欠けている3つのものとは?

あなたは、アダルトビデオが好きだろうか。 日本は異様なまでにアダルトビデオが量産される国なのだが、莫大なアダルトビデオが量産されるということは、すなわちそれだけアダルトビデオを視聴する人口も多いことでもある。 かなり刺激の強いセックス描写が満載のアダルトビデオは、それを見続ける人にとってどのような影響があるのだろうか。 デューク大学神経生物学のローレンス・カッツ教授は、現代人の記憶力と注意力が20 […]

◆母娘売春。大部分は母親が娘を引きずり込むケースではないか?

タイの首都バンコクの一角にあるナナ・プラザ、あるいはパタヤのオープン・バーでは、たまに姉妹が同時に働いていることがある。 最初、姉妹のうちのどちらかひとりが働いて、そこで稼げるようになると、自分の姉妹を「この店は安心して働けるよ」と誘い込むのである。 私もそうした姉妹で売春しているバー・ガールに何人も会ってきたし、ブラックアジアの読者からも姉妹で働いている女性の写真を送ってもらったことがある。 日 […]

◆AV女優・麻生希逮捕。覚醒剤依存者はまず社会的に死ぬ

2018年2月26日、麻生希(本名・島崎彩)という33歳の元AV女優が覚醒剤56グラム、コカイン、大麻などを自宅に隠し持っていたとして逮捕されている。 押収された覚醒剤は56グラムもあって末端価格にして360万円相当、1900回分の量だった。 この女性はフェリス女学院大学の出身なのだが「親のレールに沿った人生を送りたくない」とアダルトビデオ業界に入り、整形、人気失墜、ドラッグで一回目の逮捕と、典型 […]

◆2015年以後「児童ポルノ」に関わっていた男は震えて眠れ

2017年2月8日。タイでひとりの日本人が逮捕されている。小川友宏という43歳の男だ。この男はバンコクに住居を構えて不動産会社で常務執行役員をやっていた。 常務執行役員で実際に顧客を案内しながら仕事をしていたわけで、ビジネスの現場では有能な男であったのは間違いない。妻も子供もいた。 しかし、この男には裏の顔があった。 男児を好むロリコンで、自宅のパソコンに男の子の裸画像や動画が1テラバイト近くも保 […]

◆アダルトビデオとテンガは、真夜中のハイエナを葬り去る?

2005年から発売開始され、たった1年で100万個を売り上げ、その後もあって激しい勢いで売り上げを伸ばして2017年には5200万個が発売されたという性具がある。 TENGA(テンガ)と呼ばれるものだ。ペニスをこの筒状になった性具を使って刺激し射精をする。 普通、こうした性具は繁華街の片隅にあるいかがわしい店で陰に隠れて買う粗悪品がほとんどであり、話題にあることもなければメディアに取り上げられるこ […]

◆すべて暴露されてしまった悲惨なAV女優と消せない過去

私は何人かのAV女優に会って、いろんな話を聞いた。その時、私が関心を持ったのは「アダルトビデオは顔も映すが、親や友人にバレるようなことはないのか?」というものだった。 アダルトビデオに出演している女性たちの多くは実名や出身を隠して、決してそれを表沙汰にすることはない。しかし、顔が出ていれば気付かれる女性もいる。 私がインタビューした女性のひとりは、「親はそんなの興味がないからバレない」と言った。し […]

◆セックスの仕事をする女性は、それをいつまで続けるのか

セックスは肉体労働だ。肉体を動かすための動力は筋肉が担っている。その筋肉の働きを調べるには「持久力」「敏捷性」「瞬発力」をそれぞれ見れば分かる。 文部科学省は日本人の基礎体力についてデータを出しているのだが、それによると一般的に筋肉の働きが最もピークに達しているのは以下の年齢だった。 「持久力」の年齢的なピークは15歳。 「敏捷性」の年齢的なピークは18歳。 「瞬発力」の年齢的なピークは19歳。 […]

◆AV女優(2)。「撮られることには、抵抗はないです」

ブラックアジア in ジャパン 彼女は多種多様なアダルトビデオに出演しているのだが、これらを見ると「清純なOL」「何も知らないOL」「真面目な秘書」がスカウトされてセックス地獄に堕ちるというシチュエーションが多いことに気付く。 なぜ、そうなのかと言うと、どう見ても彼女の雰囲気からは「夜の女」「風俗の女」のような堕ちた女が持つ陰が見つからないからである。 実際、彼女は私生活でもデリヘルのような風俗も […]

◆AV女優(1)。スカウトではなく自分から面接に行った

ブラックアジア in ジャパン 現在、アダルトビデオ業界が次々と摘発される流れとなっているのだが、2016年から顕在化しているこの動きが止まらない。 最近はプロダクションが所属する女優をソープランドで稼がせているとして経営幹部が職業安定法違反で逮捕されるという事件があった。 さらに2017年1月11日には、アメリカに置いてあるサーバーから無修正動画を配信していたとして、東京都練馬区のAV制作会社「 […]

◆真面目な女性をカメラの前でセックスさせる手口が蔓延?

2016年11月24日、AVプロダクションの社長3人が所属するアダルト女優を吉原のソープランドに派遣して売春させていたという容疑で逮捕されている。 摘発されたプロダクションは「スタイルワン」「ベルテック」「SSL」で、逮捕されたのは、榎本昌央容疑者、前田正太郎容疑者、本直記容疑者だった。 AVプロダクションは2016年に入ってから次々と摘発されている。この1ヶ月前の10月4日も「女性を強制的にアダ […]

◆アダルトビデオ業界が急激に政府と警察に絞められている

日本は今までアダルトビデオに対して野放しだったが、ここに来て「強制的に出演させた」という問題で関係者が次々と逮捕される事態になっている。 2016年10月4日も、東京都渋谷区の芸能プロダクション「バンビ・プロモーション」「F2Fエンターテインメント」「ディクレア」「ARTEエンターテインメント」「オールプランニング」「CLAP」の経営者たちが立て続けに書類送検されている。 これらの会社はアダルトビ […]

◆塚越裕美子。高田馬場駅異臭事件の犯人の正体とその肉体

2016年9月28日、西武新宿線高田馬場駅ホームで見知らぬ男性に催涙スプレーを噴射させて9人を病院送りにした犯人は塚越裕美子という36歳の女性だった。 塚越裕美子は否定しているのだが、防犯カメラ、目撃情報、事件当時の服、IC乗車券の記録から、まぎれもなく彼女がやったのは間違いないとされている。 この女性は自分のことを「芸能人」「アイドル」と自称しており、実際に「如月優」という名前で芸能活動を少しだ […]

◆アダルトビデオに堕とされた女性は何を食い物にされたか

2015年あたりから警察当局が本格的に動き始めて潰しにかかっているのは、アダルトビデオ業界であると言われている。 今まで強制的にアダルトビデオに出演させられていた女性たちが、徐々に「自分たちはアダルトビデオに無理やり出演させられた」と声を上げるようになっている。それをマスコミが集中的に取り上げるようになってきた。 アダルトビデオ業界では、製作・流通と女性を派遣するプロダクションがすべて分業になって […]

◆ストリートからアダルトビデオに堕とされていく女性たち

2015年9月29日、「アダルトビデオ出演拒否での違約金」を巡ってひとつの判決が出ている。 女性がアダルトビデオに出演する意志がなければ、「それは強要できないし違約金を取ることもできない」という当たり前の判決だ。 最近、芸能プロダクションがスカウトした女性をアダルトビデオ業界に「売り飛ばす」というのは常態化しているという。女性がそれを拒絶すると、女性に「違約金を払え」と迫っているのである。 芸能プ […]

◆実の母と娘がアダルトビデオで共演するという日本の裏側

国に格差が広がって、貧困層が結婚もできないような状態になったとき、多くの国は治安が悪化し、売春ビジネスが盛んになっていくという傾向がある。 日本も2000年以降は格差社会になったのだから、レイプと売春ビジネスがどんどん増えていくと私は予測していた。 ところが、日本だけは他の国とはまったく違った動きになって私を戸惑わせた。待てど暮らせど、日本では売春地帯が生まれなかった。(他国は貧困が売春を生み出す […]