一般

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被害者ビジネスをする極悪で醜悪な人間が「優しい世界」を食い荒らしていく

日本人は日本という国が「犯罪が少ない社会だ」とか「民度が高い社会だ」とか言って自画自賛することも多いのだが、すべての日本人は自戒する必要がある。そうした「優しい世界」に過ごしていると、悪逆無道かつ極悪非道で善意の欠片もないような世界に免疫がなくなる。悪意の塊のようになった醜悪な被害者ビジネスをする人間のクズさに圧倒される。(鈴木傾城)

人間を痺れさせ、痛みを消し、酔わせ、殺し、陶酔させる「未知の何か」がある

アヘン、コカイン、ニコチン、そして猛毒物質と言われているトリカブト等は、すべて原料が植物であることを見ても分かるとおり、アルカロイド系だ。神経を痺れさせ、大量に服用すれば死ぬ。ところが、微量であれば薬になる。それも、非常に劇的な作用をすることが多い。アヘンは毒物ではないかと言われるが、そのアヘンでさえ量を間違えずに使うと鎮痛剤になる。(鈴木傾城)

災害は激甚化していく。日常は不意に途切れるのだという意識を常に持っておく

もし余裕があるのなら、安全なうちに安全な場所に移っておくというのは最大の防御である。通常、巨大な災害が発生した時、最初から助からない人は「危険だ」と言われても何の準備もせず、まったく逃げようとしない人である。なぜ逃げないのか。その心理には理由がある。(鈴木傾城)

日本に極度の貧困は起こり得ないという前提は果たして本当に正しいのか?

日本人は「日本で極度の貧困は発生しない」と考える。しかし、政治的混乱、経済悪化、社会保障費の大削減、福祉劣化、インフレ、暴動、預金封鎖、戦争、超巨大地震など「絶対に起こらないだろう」と思われていることが起きたら、想像を絶する貧困が広がるかもしれない……。(鈴木傾城)

『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んで下さい。』はオススメだ

「徹底的な現実主義を貫いて生きる」「徹底的にしたたかに生きる」という姿勢が、清々しいほど明快に述べられている。もともと現実主義で生きている私が、これほどリアルな現実主義を説く本を気に入らないわけがない。この現実主義の視点は、年齢性別を超えて「すべての人」に役に立つ。この視点を磨きたければ、まずはこの本を読むことをオススメする。(鈴木傾城)

自分が成し遂げたいと思うことは、徹底した反復で手に入れなければならない

「飽きもせず同じことを繰り返す」というのは、正しく使えば自らの目的を実現する大きな力になる。だから成功している人ほど、目的を達成するために常軌を逸しているとまわりから思われるほど「反復」する。大切なことは何度も何度も反復される。反復することによって記憶に刻まれ、肉体に刻まれ、自分の血となり肉となる。(鈴木傾城)

ジョー・バイデンが大統領になったら何が起こるのか、そろそろ考えておくべき

ジョー・バイデンは中国に融和的な民主党政権の議員であり、しかもすでに中国に取り込まれている政治家である。健康面でも不安が大きい。「バイデン氏は脳神経の手術を3回受けたことがある」とFOXニュースは報じた。本当だとしたら、脳神経の手術を3回受け、高齢で、ロリコンで、認知症の疑いのある人間が次期大統領になるということだ。(鈴木傾城)

どん底には「何もしたくない。誰かが俺を何とかしろ」という他力本願の人もいる

貧困と格差が渦巻く社会のどん底(ボトム)には、そこから何とか這い上がりたいと必死で努力しても力が及ばなかったり、様々な不運が襲いかかってやむなく転がり落ちてしまったり、病気だったり、心身に障害を持っていたり、子供の頃から見捨てられていたりして苦しんでいる人たちがいる。しかし、ただ「面倒くさいので自分から何かしたくない。何もしたくない。だから、誰か俺を何とかしろ」と思って何もしない人もいる。(鈴木傾 […]

今年の冬、シュマグ(アフガンストール)を「ゲリラ巻き」する人が出現するか?

アフガニスタン人みたいな格好が好きだとか、着てみたいとか、魅力を感じるとか、そんな風に公言したことは一度もないし、これからも他の人にそれを言うことは決してないだろう。あの格好は、タリバンやアルカイダやビンラディンのせいで、「テロリストの服装」というイメージしかないし、タリバンが今もあの格好でアフガニスタンで武力闘争をしている限り、そのイメージは覆ることはないはずだ。(鈴木傾城)

私たちが生きている世界は、「願えば叶う」ほど生やさしいものではない

場末の世界に流れ着いた女性たちは、話を聞いているとこちらまで絶望的な気持ちになるほど哀しい運命の渦中にある。生活能力のない家族、無責任な夫、空腹に泣き叫ぶ子供たちの声。そんな境遇に追われ、切羽詰まって夜の世界に堕ちる。どんなに頭が良くて聡明な女性でさえも、どん底(ボトム)の境遇に置かれてしまうと、悪い方に悪い方に転がり落ちていく。(鈴木傾城)

今は正しいと思われていることも、正しい認識ではなくなる可能性もある

「ロボトミー手術を受けると廃人になってしまう」というのは、すでに1970年代は常識のように語られて多くの人に知られており、この手術が極悪非道のものであったというのは認知されて恐れられていた。しかし、1936年から数十年に渡って、この手術は正しいものとして現場で執刀されていたというのは事実である。(鈴木傾城)

高齢者が放置され、障害者が放置され、貧しい子供たちが放置される光景

日本はこれからも豊かさを維持できるのだろうか……。少子高齢化の弊害によって社会が硬直化し、イノベーションが消え、人々は社会変革を拒み、若者は結婚できず、実質賃金は30年ほとんど上昇せず、国力が目に見えて低下してく中で、日本は今まで通りの経済力と国際的影響力を保持できるだろうか。(鈴木傾城)

災害で壊滅するかもしれないのは日本も同じ。災害の巨大化は他人事ではない

気象の異常によって起こるのは、豪雨・豪雪・ハリケーン・台風・ゲリラ雨・干魃・熱波・洪水・海面上昇だけでなく、地球上を覆い尽くすような蝗害被害も生まれるということを私たちは目にした。現代文明も脆弱だ。先進国が災害によって崩壊したら、超ハイテク文明は維持できなくなって一気に崩壊する。(鈴木傾城)

コロナで現代の資本主義社会が崩壊する不吉な予感を持つ人がゴールドを買う

資本主義の崩壊、国家崩壊、クーデターと預金封鎖、第三次世界大戦のような大きな戦争、大量殺戮を伴う内戦、国をまたぐ逃亡……のような生存すらも脅かされるような極限的なサバイバルをしなければならない将来が想定されるとき、ゴールドだけが燦然と輝く真のサバイバルツールとなる。不動産は持って逃げられないし、資本主義が完全に崩壊したら紙幣も株式も意味がなくなる。ところが、ゴールドだけは相変わらず価値があるのだ。 […]

「1日でも1分でも1秒でも長生きした方が幸せ」と人生を考えるのは浅はかだ

老いていなくても、何らかの不治の病、何らかの精神的な疾患、何らかの事情で、本人が死にたいと思うほどの困難で第三者が見ても生きている方が苦痛であると認識される場合、「死の選択」はあって然るべきではないのか。確かに生命は大切だ。思いつきで死ぬのは馬鹿げている。しかし、生きることに対して多大な苦しみしか生まない人生もあるわけで、そういう人たちに対しては「死」という選択肢があることは救いではないのか。(鈴 […]

問題解決能力が備わっている人から見ると、何もできない人は理解できない

問題解決能力がある人は、自分が追い詰められたら、必ず解決方法を探し、対処方法を考え、実行し、時には多くの人に助けを求めて窮地を脱する手がかりを得ようとする。こうした努力ができる人は気付いていないかもしれないが、実は「改善に向けて努力する」ということ事態が「能力」なのである。(鈴木傾城)

映画『太陽の墓場』。大阪のドヤ街『釜ヶ崎』を描いた1960年の生々しい映画

2014年7月、大阪を訪れて大阪環状線に乗っている時、今宮駅で人身事故が起きて電車が1時間以上も再開不能になったことがあった。 仕方なく電車を降りて、たまたまその時に停まっていた駅「新今宮」で降りて、街をぶらぶらしてみた。(ブラックアジア:大阪。あいりん地区と、飛田新地に寄ったので歩いてみた) それが私と「あいりん地区=釜ヶ崎」との初の出会いだった。それまで私は日本の貧困にはほとんど関心を持ってい […]

ボトム・オブ・ジャパン(日本のどん底)。日本の絶望は深く広がっている

日本のどん底(ボトム・オブ・ジャパン)は広がっている。中国発コロナウイルスによって、こうした「どん底」はさらに広がっていく。近日中に、『ボトム・オブ・ジャパン(日本のどん底)』という書籍を出します。発売されたら改めて周知します。是非、手に取って下さい。(鈴木傾城)

日本も戦後の高度成長期を迎える前は絶対貧困が放置されていたことを忘れるな

日本も相対的貧困の層が全世帯の16%を超えるようになっているのだが、日本経済が縮小していけば、相対的貧困の貧困のレベルがどんどん落ちていくのは避けられない。たとえば、生活保護制度や年金制度が、受給者の増加を嫌って大幅に額を減らされたら、どうなるのか……。(鈴木傾城)

時代は大きく変わり、「人間関係を変えられるかどうか」が問われるようになる

その世界で生きていく中では、目の前の仲間は「友」なのだ。その世界にいる限り、彼らは自分を助けてくれる。頼もしい味方でもある。しかし、そこから抜けてステップアップしようと思った時、彼らが「重荷」となる。「友」との人間関係を断ち切るというのは、シンプルに見えてとても難しい行為でもある。(鈴木傾城)

どんな時代になっても「誰とでも仲良く」という理想が100%成り立たない理由

長い歴史の中で、白人は確かに間違いなく黒人を奴隷扱いしてきた。それは否定することもできないほど凄まじい人権侵害だった。だからこそ、そうした歴史の中で白人側にも内省が生まれて「人権」が生まれ、「すべての人種は対等である」というスタンスが社会に定着した。「誰もが平等である」という美しいスタンスは現代文明が生み出した最高の概念と理想であるとも言える。しかし、人間の社会と文化は「理想」で動かない。(鈴木傾 […]

『ブラックアジア パタヤ編:売春地帯をさまよい歩いた日々』電子書籍化

出版社『ラピュータ』が力尽きて、鈴木傾城の書籍4冊も不可抗力で手に入らなくなってしまうのだが(ブラックアジア:ブラックアジアの出版元である「ラピュータ」が力尽きてしまったこと)、これを受けて電子辞書による『復刻』を行っている。 先日は、『絶対貧困の光景: 夢見ることを許されない女たち』を復刻した。アビーの話や、物乞いをする女性たちの話は、ずっとずっと残しておきたい。(ブラックアジア:『絶対貧困の光 […]

生活に困ってどん底まで落ちぶれたら、ブランドの背広を着て歩こうと思った日

騙されないようにするためには、常識的な判断を身につけるということくらいしかない。やたら肩書きや家柄を強調する人には気を付ける。社会的立場を自慢する人を信用しない。肩書、経歴、資産、高級ブランドを自慢する人間とカネがかかわる話をするときは最大限に警戒する……。常識が働く人であれば騙されることはないのだが、それでも人生の中で何度かは詐欺師に騙されることもあるかもしれない。それほど、ブランドの力は強いも […]

馴染みだった神保町の「キッチン南海」が閉店するとのことで最後に食べて来た

「神保町キッチン南海が2020年6月26日で閉店する」とインターネットで取り上げられていた。青天の霹靂だった。10代の頃からずっと「そこにあって当たり前」の店がなくなるとは思いもよらなかった。半年前の2019年11月に行った時も、閉店の兆候などまったくなくて私の寿命よりも長生きしそうな店だったので驚きもひとしおだった。(鈴木傾城)

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