◆バンコクのアラブ人街や、インドネシア人女性のことを思う
2014年の10月にたまたまシンガポールでインドネシア女性の集団を見かけたのだが、みんなジルバブをかぶっていてとても美しいと思った。 この時の写真はこちらにアップしている。(ジルバブをつけたインドネシアの女性たちはとても華やか) どこの国でも女性が集まると本当に華やかになるが、イスラムの女性であってもそれは変わらない。むしろ、華やかなジルバブの色が熱帯の太陽に映えて、シンガポール女性よりも輝いて見 […]
2014年の10月にたまたまシンガポールでインドネシア女性の集団を見かけたのだが、みんなジルバブをかぶっていてとても美しいと思った。 この時の写真はこちらにアップしている。(ジルバブをつけたインドネシアの女性たちはとても華やか) どこの国でも女性が集まると本当に華やかになるが、イスラムの女性であってもそれは変わらない。むしろ、華やかなジルバブの色が熱帯の太陽に映えて、シンガポール女性よりも輝いて見 […]
東南アジアではビーチ沿いの売春地帯と言えばタイのパタヤを思い浮かべる人は多い。カリブ海では、このパタヤのような売春地帯になっているのが、ドミニカ共和国の「ソスア」という場所である。 ドミニカ共和国と言っても、それがどこにあるのか分からない人も多い。アメリカフロリダ州の南部には、本当にすぐそこにキューバがあり、その東部にはイスパニョーラ島がある。 このイスパニョーラ島は東西で2つの国が分け合っている […]
ハイチは2010年の大地震で国家基盤が完全に崩壊した。(略奪の都市となったハイチ。無法地帯に略奪者が闊歩する) 最初の頃こそ大勢の人がハイチ支援を行っていたが、やがて世界から忘れられた。 4年経った今、もうハイチを憂慮する人はどこにもいない。この国は完全に国際社会から消え去ってしまっている。 ハイチの問題は、もともと貧しい国が災害によってもっと貧しくなったということだ。最初から国民生活も行政もイン […]
シンガポール編 グローバル社会は「格差」を極端なまでに拡大していく社会であることは、私は随分早くから気が付いて、これは日本もひどいことになると懸念した。 それは2000年に入った頃から強く思うようになったのだが、それを確信したのは、シンガポールのゲイラン地区にいた時だったように思う。 ブラックアジア第二部の舞台になったゲイランのことは、今もよく思い出す。(ブラックアジア第二部) ここで、私は「天国 […]
バンコクのスクンビットでは、グレース・ホテルを中心にして「水タバコ」を吸っているアラブ人やタイ人女性を見かけることがある。 中東圏ではアルコールが建前上でも禁止になっているので、代わりにタバコがよく吸われている。 もちろん、私たちが通常よく目にする紙巻きタバコを吸う人も多いが、アラブ圏では「水タバコ」なのである。イラン、イラク、トルコ、エジプト、シリア、ヨルダン……。みんな、この水タバコを愛飲して […]
2010年にハイチで巨大地震が起きてほとんど壊滅状態になったあと、多くの子供たちが売られ、隣国のドミニカ共和国に一度集積されて、そこから世界に散らばっていくルートができた。 このドミニカという国は、いったいどんな国なのか。 同じ島でハイチとドミニカは東西が分かれているのだが、ハイチはフランス語圏で、ドミニカはスペイン語圏、国の雰囲気はまったく違う。 ドミニカは旧市街が世界遺産にもなっているが、非常 […]
バングラデシュ最大の売春地帯だったナラヤンゴンジが強制閉鎖された事件があった。1999年のことだ。 売春する女性たちは何の保証もなく街に放り出されて消えて行かざるを得なかった。 そして今、また歴史が繰り返すかもしれない。 バングラデシュで150年も前から脈々と続いているある売春地帯が、イスラム原理主義者の猛烈な批判に晒されていて存続の危機に陥っているのである。 抗議の理由は表向きには「売春は不品行 […]
インド編 売春地帯は強烈にインパクトの強い世界だが、その中でも、その殺伐さと暴力的な雰囲気が相まって、脳裏に刻み付くようなインパクトを持つ場所がいくつかある。 ムンバイのフォークランド通りの売春地帯と、コルカタのソナガシ地区の売春地帯が、そうだった。 この2つの売春地帯はブラックアジア第三部の舞台でもあるが、常人では近寄れないほどの悲惨な環境にある。 しかし、ここで生きる女たちの極限なまでの拝金主 […]
パプア・ニューギニアはインドネシアの東部にある非常に大きな島で、いまだに内陸部はジャングル地帯になって裸族が闊歩しているところである。 すぐ下はオーストラリアになっているが、オーストラリアの白人たちはこの島にまで侵略をして来なかったので、パプア・ニューギニアはいまだに文明から隔絶されたような文化が残されている。 それが、一種異様な原始文化を色濃く残して、世界中の冒険者たちを惹きつけている。 コンテ […]
いつだったか、東南アジアから日本に戻る飛行機の中の長い長い時間を利用して、一冊の本を時間をかけてゆっくりと読んでいたことがあった。 シンガポールの書店で買ったもので、本の題名は、SEX SLAVES the trafficking of woman in Asia 。著者はイギリス人の Louise Brown とある。 https://www.amazon.co.jp/dp/1860499031 […]