◆ポルノ依存症になると、ポルノを見ても容易に快感を感じられない?
背中に大きな刺青(いれずみ)を入れたデリヘル嬢と会って話を聞いたことがある。 彼女は自分に刺青があることをウェブ上のパネルでも隠さなかったので、男たちの少なからずは「刺青を入れた女性を抱きたい」という思いで来る。 そんな客のひとりに「僕は勃起できないんですが、刺青が格好いいなと思って来ました」という30代くらいの男がいたと彼女は話した。 彼女はその道のプロなので手を尽くしたのだが、どんなに刺激して […]
背中に大きな刺青(いれずみ)を入れたデリヘル嬢と会って話を聞いたことがある。 彼女は自分に刺青があることをウェブ上のパネルでも隠さなかったので、男たちの少なからずは「刺青を入れた女性を抱きたい」という思いで来る。 そんな客のひとりに「僕は勃起できないんですが、刺青が格好いいなと思って来ました」という30代くらいの男がいたと彼女は話した。 彼女はその道のプロなので手を尽くしたのだが、どんなに刺激して […]
タイの首都バンコクの一角にあるナナ・プラザ、あるいはパタヤのオープン・バーでは、たまに姉妹が同時に働いていることがある。 最初、姉妹のうちのどちらかひとりが働いて、そこで稼げるようになると、自分の姉妹を「この店は安心して働けるよ」と誘い込むのである。 私もそうした姉妹で売春しているバー・ガールに何人も会ってきたし、ブラックアジアの読者からも姉妹で働いている女性の写真を送ってもらったことがある。 日 […]
アメリカには「ストーヤ」という奇妙な名前を持ったポルノ女優がいる。彼女はアメリカ生まれのアメリカ育ちだが、両親は共に移民出身でセルビア人とプエルトリコ人という珍しい組み合わせだった。 ストーヤという名前は、セルビア系の名前で、彼女の祖母の名前から来ている。そう言えば、彼女のスタイルもまた典型的なアメリカ人というよりも、どこかヨーロッパ系の雰囲気が出ている。 私はフランス文学の異端児であるジョルジュ […]
私は基本的に寒い国には行きたくないので東欧に行くことはないが、それでも私は東欧の女性を知っている。彼女たちと関わったことがある。 彼女たちは流れ流れてタイ・パタヤにたどり着き、ウォーキング・ストリートで身体を売っていたからだ。 東南アジアにも貧しい東欧の女性が流れて来ている。バンコクではスクンビット界隈でストリート売春をしていたし、コールガールとして登録している女性も多い。私がパタヤで関わった白人 […]
日本は今までアダルトビデオに対して野放しだったが、ここに来て「強制的に出演させた」という問題で関係者が次々と逮捕される事態になっている。 2016年10月4日も、東京都渋谷区の芸能プロダクション「バンビ・プロモーション」「F2Fエンターテインメント」「ディクレア」「ARTEエンターテインメント」「オールプランニング」「CLAP」の経営者たちが立て続けに書類送検されている。 これらの会社はアダルトビ […]
かつてアメリカにエイジア・キャレラという女性がいた。1973年にニューヨークで生まれた女性だが、父親はドイツ人、母親は日本人で、顔はアジア系なのだが体躯は白人で、独特の雰囲気を持ったポルノ女優だった。 彼女がポルノ女優になったのは19歳の時だ。デビュー30歳で引退するまでの11年間で400本のポルノ映画に出演した。エイジア・キャレラというのは、その11年間で彼女が使った芸名だ。 エイジアというのは […]
地位も人脈も学歴もまったく何も持たなかった女性が、インターネットに動画を投稿して有名になる。こうした女性たちの成功例はいくつも誕生している。 化粧のやり方やアイデアをユーチューブの動画で教えるミシェル・ファンは、そうした成功した女性のひとりとしていつも話題になる。(学歴も資格も意味のない時代は、ミシェル・ファンを目指せ) アンダーグラウンドでも多くの女性がインターネットを利用して成功をつかんでいる […]
アメリカで最も知られている反ポルノの運動家は、シェリー・ラベンという女性かもしれない。彼女はピンククロス財団の理事長であり、神学研究の学士号を取得、現在はキリスト教系のカウンセリングをしている。 しかし、その前職はポルノ女優だった。彼女は「ロキシー」という名でずっとポルノ業界にいたのだが、1994年には業界を去るしかない状況に追い込まれた。 しばしば性病に罹り、子宮頸癌で摘出手術を受け、身体にメス […]
「死に急ぐ」という言葉がある。私たちは普通、破滅しないようにきちんと自分をコントロールしながら日々を生きているが、世の中にはそうではない人がいる。 「死に急いでいた」としか言いようのない、破滅志向の人生を送る人がいるのである。 東南アジアの売春地帯にどっぷり浸っていたとき、私の目の前にはドラッグもアルコールもあれば、悪い女たちもいて、破滅志向としか言いようのない男たちの存在もあった。 いつか自分も […]
私たち日本人が欧米人の女性を見ると、必ず年齢を上に見てしまう。16歳の少女を見ても20代半ばに見えたり、下手したら30代のように見えてしまうこともある。 欧米人の骨格、成長、顔の彫りは日本女性とはまったく違い、若いのか若くないのか分からないのである。 では、欧米人の男が、自分と同じ人種の女性を見て年齢を正確に当てることができるのか。 1980年代、年齢詐称で大問題になったのは、トレイシー・ローズ事 […]
世界中で女性の地位が向上している。アラブ圏でさえ、都会では極端な男尊女卑が徐々に敬遠されるようになった。 欧米諸国や、欧米の価値観を受け入れた世界では男女同権が当たり前になり、かつては男だけだった職場にも女性が進出している。アメリカで言えば、女性経営者も女性兵士も、当たり前に存在する。 1970年代のフェミニズム運動は物議を醸したが、少しずつ女性の権利の向上は進んでいて、それ以前とそれ以降の女性の […]
もうリンダ・ラブレイス(Linda Lovelace)も知らないし、映画「ディープ・スロート」も見たことはおろか、聞いたこともないという人が増えた。 無理もない。リンダ・ラブレイスを一躍有名にした「ディープ・スロート」は1972年の制作映画で、今からもう40年近くも年月が流れてしまった。 しかし、この映画は「社会史」に残る映画だ。要するに、社会を変えた。 同時期に大流行した「エマニエル夫人」は女性 […]
シルビア・クリステルが死んだ。2012年10月18日、60歳だった。癌を患い、2012年7月には脳卒中を起こして寝たきりになっていた。 それから3ヶ月で亡くなっているので、最期は意識もなかったのかもしれない。全世界の女性の性意識を転換させた女性の静かな死だった。 シルビア・クリステルという女優は、多くの映画で人々に感銘を与えた女優ではなかった。50本近くの映画に出ていたが、ただひとつ「エマニエル夫 […]
レーガン大統領時代のアメリカ司法省はアメリカの反ポルノ団体からの圧力を受けて、アメリカからポルノを一掃させようとしていた。 結局、それは時代の流れに押されて失敗してしまうのだが、このときに司法省は「ポルノは売春と同様に不品行きわまりない。だから取り締まらなければならない」と叫んだ。 当時、ポルノはビデオという記憶媒体を得てアメリカ中に燎原の火の如く広がっており、アメリカ人の堕落を加速させていた。 […]
かつて、シンガポールを震撼させたひとりの女性がいたのをご存知だろうか。 アナベル・チョン(Annabel Chong 郭盈恩)。 1995年のある日、アメリカ経由で中国系シンガポール人の女学生アナベル・チョンのニュースが、”The News Paper”紙で一面トップで紹介された。 胸を大きく開いたシャツ。足のつけ根まで見えそうなホットパンツ。 そんな格好で大きなバイクにま […]
フランスの女優エヴァ・イオネスコという女性はフランスのアンダーグラウンドでは「女神」として崇められており、知らない者はいない。未だに彼女は女神のままだ。 彼女は何者だったのか。 彼女は1970年代、まだわずか4歳からずっと写真家の母親に「アート」として性的な全裸ヌードを記録され続け、11歳のヌードはプレイボーイ誌等に掲載されて一躍「ロリータの象徴」「女神」として崇められた女性だった。 もちろん、当 […]