- 2025.02.23
- 衆知,
昨日は國友公司さんと対談。めちゃくちゃ楽しかった
昨日は、國友公司さんと対談したのですが、めちゃくちゃ楽しかったので、それだけ報告です。 國友公司さんはご存じの通り、『ルポ西成』『ルポ路上生活』『ルポ歌舞伎町』などの著者です。 20代の頃は海外にも「チャリダー(自転車で国をまたいで走る)」として行っておられ、クーロン黒沢さんなどにも影響を受けて、1980年代や1990年代のバンコク暗黒時代にもご関心が強い方です。 國友さんが、この時代に関心を持っ […]
昨日は、國友公司さんと対談したのですが、めちゃくちゃ楽しかったので、それだけ報告です。 國友公司さんはご存じの通り、『ルポ西成』『ルポ路上生活』『ルポ歌舞伎町』などの著者です。 20代の頃は海外にも「チャリダー(自転車で国をまたいで走る)」として行っておられ、クーロン黒沢さんなどにも影響を受けて、1980年代や1990年代のバンコク暗黒時代にもご関心が強い方です。 國友さんが、この時代に関心を持っ […]
タバコを取りまく社会情勢には少し関心があったりするのだが、いつも奇妙だと感じるのがタイである。タイでは紙タバコは禁止されていないのだが、電子タバコや加熱式タバコが禁止されたので、健康に悪いものがタイに残って、害を克服したものがタイに入らなくなったのだ。(鈴木傾城)
ミャンマーの国境地帯で外国人が大量に監禁され、特殊詐欺に加担させられていた事件は、日本社会にも大きな衝撃を与えた。今回は260人の救出劇だが、それで問題は解決したわけではない。アンダーグラウンドでは、まだ何百人という外国人が、まだ監禁されたままだと指摘されている。(鈴木傾城)
ラグジュアリーブランドを所有することは、果たして本当に恒久的な満足感を生むのだろうか。そうではないことがわかっている。ラグジュアリーブランドをひとつ買った人は、それで満足するのではなく、次から次へと他の高額商品を買い漁るようになっていくのだ。(鈴木傾城)
ウクライナ戦争が続く中、ロシアが占領したウクライナの占領地では、ロシアの女たちが新たな「裏ビジネス」をしているのが、露ローカル紙『Вёрстка』で報道されている。 それは、ロシアの大都市からウクライナの占領地に向かうセックスワーカーたちである。普通なら、戦場から逃げ出すはずの女性が、むしろ積極的に前線近くに向かっているのだ。 なぜか。もちろん、そこに「カネを稼ぐチャンス」があるからだ。 マリウポ […]
本来は食べ物ではない物を食べる人は「異食症」と呼ばれる。石を食べる人もいれば、炭を食べる人もいる。プラスチックを食べる人もいれば、チョークを食べる人もいる。絵の具を食べる人もいる。ガソリンを飲む人もいれば、ペンキを飲む人もいる。なぜ、こんなことになるのだろうか?(鈴木傾城)
サラ・ドゥテルテと、ボンボン・マルコスは最初から相性が悪かった。2024年9月には「大統領とは友人でも何でもない。選挙のときに会っただけだ」と発言しているし、10月には「マルコス政権が自分への攻撃をやめなければ、マルコス氏の父の遺骨を西フィリピン海に投げ捨てる」と脅迫し、「大統領の首をはねることを想像したことがある」とまで述べている。(鈴木傾城)
厚生労働省が平均寿命に関して報告しているが、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳となっており、あいかわらず日本人の平均寿命が高いまま維持されていることが確認された。だが、人間には自立した生活を送れる期間というのがあって、男性は71.19歳、女性は74.21歳が健康寿命である。(鈴木傾城)
先進国におけるパートタイム労働者の約70%が女性であるというデータがある。日本においても、非正規雇用労働者の大半を女性が占めており、とくにパートタイムの労働市場においてはその割合が非常に高い。そして、このパートタイム労働が女性の貧困化を加速させている要因にもなっている。(鈴木傾城)
馬鹿な政治家がこれからも馬鹿な政治を続けていくのであれば、日本という国はひたすら社会的劣化を繰り返しながら貧しくなっていき、どこかで先進国から脱落してしまうはずだ。今の日本が向かっているのは、そういう世界であることを私たちは理解しておく必要がある。(鈴木傾城)
自由が尊重される社会では、次はどう動くのか、どう生きるのか、自分で何でも決めていい。しかし、代わりにその結果は自分ひとりが全面的に責を負う。何を選んでどう生きてもいいが、悲惨な結果になっても、結果はすべて自己責任となる。それは、実はとても苛烈で厳しい社会でもある。(鈴木傾城)
日本で売春、闇バイトが増えた本当の理由。「霞ヶ関リークス」の室伏謙一氏と話しました。ご視聴ください。
近年、ますます広がっていく梅毒。いったい、何が起きているのか、「霞ヶ関リークス」の室伏謙一氏と話しました。ご視聴ください。
自分が奴隷化しているのに、それがわからないということはありえるのだろうか。奴隷が、奴隷と気づかないで奴隷的人生を生きるというのはありえるだろうか。もちろん、ありえる。奴隷を奴隷のままにしておく方法がある。いつの時代でも為政者はそれをやっている。(鈴木傾城)
2025年1月24日、米国務省は既存の対外支援事業をほぼすべて停止し、新規支援も一時停止するよう、政府関係者や世界各地の米大使館に指示している。アメリカの国益にかなっていないものは、容赦なく切り捨てられるだろう。フィリピンのような同盟国にとっては、結論によっては国家存続の危機となる。(鈴木傾城)
高齢者が高齢者を看る組み合わせは「老老介護」と呼ばれる。介護疲れや将来への悲観などが原因とされる親族間での殺人や無理心中事件は、この10年間で少なくとも計437件あったことが判明している。老老介護による極度の心身の疲弊で妻や夫を殺してしまう事件が広がっているのだ。(鈴木傾城)
以前からよく指摘されていることだが、バンコクの歓楽街、特にスクンビット通りやナナ地区では、多くの黒人男性・黒人女性がたむろしている光景が見られる。彼らの多くはタイで合法・非合法を問わずさまざまな手段で生計を立てている。女性はストリート売春、男性はハードドラッグの密売をしていた。(鈴木傾城)
自分がすでに抱いている考えや信念に合致する情報ばかりを積極的に取り込み、反証する情報や対立する証拠を無視する。それが確証バイアスだ。考える頭を持って生きている人は、誰もが無意識の確証バイアスを持っている。誰でも何か盲信しているものがある。確証バイアスとはそういうものなのだ。(鈴木傾城)
イスラエルとハマスのあいだには長年にわたる深い不信感があり、わずかな衝突が合意全体を崩壊させる可能性もある。今回はガザが壊滅的なダメージを受けていることもあり、ハマス側は立て直しに時間を要するかもしれない。しかし、77年間にわたる憎悪の歴史は続き、衝突は終わることがない。(鈴木傾城)
貸金庫から顧客60人の財産17億円ががなくなった事件で、女性行員が逮捕された。報道を通じて明らかになったのは、彼女が多額の借金を抱えて窮状にあえいでいたことだった。しかもそれは、FX取引や競馬などのギャンブルにのめり込んで多額の損失を重ねたという銀行員にあるまじきものだった。(鈴木傾城)
フィリピンにおけるジョリビーの存在感は絶対的だ。「ジョリビーこそフィリピン人のソウルフード(国民食)だ」という人もいるくらいだ。それくらいジョリビーはフィリピン人の生活に定着している。最近このジョリビーが台湾やシンガポールにも進出しているというのを報道で知った。(鈴木傾城)
日本は長らく戦争から遠ざかっているが、やがて日本も戦争に巻き込まれていくことがあっても不思議ではない。人類の歴史は戦争の歴史なのだから、次の戦争はかならずやってくる。日本人の「自分たちは戦争に巻き込まれることはない」という無意識は正しいのだろうか?(鈴木傾城)
インドの貧困エリアではいまだ児童婚が続いている。18歳未満の妻との性行為を強姦とみなすとの判決を下した。つまり、法律はすでに児童婚を厳しく取り締まる方向へ舵を切っている。それにもかかわらず、深く根づいた慣習は容易には消えない。(鈴木傾城)
日本の引きこもり問題は、近年ますます深刻化しており、統計データからもその実態が浮き彫りになっている。2023年の内閣府の調査によれば、引きこもり状態にある人は約146万人と推計され、これは過去最多の数字となっている。2019年の115万人からわずか4年で30万人も増加したのは驚きだ。(鈴木傾城)
「富裕層と貧困層」で平均寿命・健康寿命が変わってくる。さらに「都会と田舎」でも平均寿命・健康寿命が変わってくる。都会に住む富裕層は、平均寿命も健康寿命も延ばせる。だが、田舎に住む貧困層は、平均寿命も健康寿命も早く失う。すでに、現実はそのようになっている。(鈴木傾城)
対談動画がYouTubeにアップされております。ご関心のある方は、どうぞご覧ください。 【鈴木傾城対談】元吉原ソープ嬢・色街写真家・紅子 元吉原でソープ嬢として働き、現在では色街を撮影する写真家として人気を集める紅子さん。消えゆく日本色街の魅力と紅子さん本人の過去と現在について作家の鈴木傾城が迫ります。 なお、紅子さんについては過去にブラックアジアでも文章にしました。合わせて、お読みください。