一般

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あなたは食糧がなくなった時「しかたない、コオロギでも食うか」となるだろうか?

日本政府は国連から「昆虫食をやれ」と言われて、まるでワンマン社長に命令された社畜のごとく、まったく何も考えることもなく、右から左に昆虫食を日本に持ってきて、コオロギの養殖などに補助金を出して日本人にコオロギを食わせようとしている。反対が起きてもおかしくなかった。(鈴木傾城)

インドの経済発展。30年後はもしかしたら日本人がインドに出稼ぎに行っているか?

インドは若者が非常に多い国であり、しかも人口も今年中には中国を抜いていくのは間違いない。インドの人口は14億人となって世界一である。内需が拡大していけば、今度はインドに14億人市場が生まれていくのである。すでにインドは急激に変わりつつある。(鈴木傾城)

どん底が広がる世界では、今よりも清潔ではない環境を受容できる精神力が必要

日本経済は悪化し続け、私たちの生活はボロボロになっていく。サバイバルの中では「清潔」という概念を日本人は意図的にワンランク落とす必要があるのではないか。清潔に慣れると、今よりもレベルの落ちた環境を不潔に思い、精神的に対応できなくなってしまうからだ……。(鈴木傾城)

『忍耐に対する報酬』が得られなくなる国で、誰が一生懸命に働くというのか?

経済成長しない国になると、間違いなく忍耐を軽視する人たちが増えていく。必死で働いても豊かになれないなら『忍耐に対する報酬』が得られないのだから、忍耐しようと誰も思わない。「必死で働いても将来は貧乏ですよ」と言われたら、誰が必死で働こうと思うのか。(鈴木傾城)

自分の男性憎悪を吐き出すためにフェミニズムという看板を使う女性がいる?

フェミニストの女性が男性を「キモい」とか言って敵視しながら運動を進めると、敵視される側の男性も身構えて対抗せざるを得なくなる。彼女たちの言動が男女の対立を生み出し、よけいにジェンダーの問題をこじらせてしまう。男女はむしろ分断と衝突になっていくのだ。(鈴木傾城)

極貧のスラムにはそこに入った者を逃がさない「魔の手」のようなものもあるのだ

私は二十歳になってから早々に日本社会からドロップアウトしたし、親からも関係が切れてしまったし、仕事もしていなかった。ただ非常に運が良いことに、私が二十歳の頃から日本はバブル経済に入った頃だった。 株式市場が爆上げしていったので、株式市場に出入りしていた私は1990年までその恩恵を受けて、東南アジアでぶらぶらするくらいの金は働かなくても作ることができた。 このバブル経済がなければ、間違いなく私は浮浪 […]

長引く経済縮小が社会を荒廃させ、カルトを呼び込むのではないかと懸念する

カルトを見ると「なぜ子供騙しに引っかかる人間がいるのだろう?」と疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、教祖のエネルギーを見くびったら駄目だ。圧倒的な自信と、信じられないほどの情熱と、激しい口調と、数々のパフォーマンスを行えば、目がくらむ人が出てくる。(鈴木傾城)

「隣の芝生は青く、みんな自分よりも幸せに見える」中で、どのように生きるか?

誰でも他人よりも優れた「何か」がある。誰にも負けないという得意分野がある。ただ、本人がそれに気付いていなかったり、その国では誰も評価しなかったり、才能とは関係のない世界で生きていると、せっかくの才能が磨かれない。己を知って、生き方を考えるのは重要だ。(鈴木傾城)

1990年代の経済情勢が悪化から「前向き思考」が宗教のように広がった

日本は1990年にバブルが崩壊し、その頃から急に「前向き思考(ポジティブ・シンキング)」が極度に礼賛されるようになった。振り返って考えると、それは必死でもがいても貧困に堕ちていくしかなかった若者たちの「最後の希望」であったのかもしれない。(鈴木傾城)

そろそろ日本人も尊厳死・安楽死を認めるように大きく声を上げてもいい頃だ

(ダークネスの方で安楽死を取り上げました。『寝たきりは「静かで安らかな状態ではない」ということを、まずは認識すべき』。こちらでも改めてこの記事をトップにします) ちなみに私は安楽死・尊厳死も賛成しています。なぜ「高齢になり、寝たきりになり、意識も薄れ、永遠に介護されないと生きていけないのなら死ぬ」という考え方がいけないのか。「尊厳を持って死にたい」という人もいる。日本はそろそろ「死の選択肢」を考え […]

新著『亡国トラップ ─多文化共生─』発売中! 多文化共生は亡国に至る罠(トラップ)ではないのか?

本日より、新著『亡国トラップ─多文化共生─』を発売します。すでにペーパーバック(書籍)、電子書籍ともに発売中です。 『亡国トラップ ─多文化共生─ 隠れ移民政策が引き起こす地獄の未来』 日本政府・経団連・官僚たちは今、隠れ移民政策を粛々と進め、「多文化共生」を日本人に押しつけている。「多文化を認め合って仲良く共に生きよう。多文化共生しよう」と提案されて「嫌だ」と言う人はいない。しかし、美しい花 […]

『ブラックアジア 売春地帯をさまよい歩いた日々』全編ペーパーバック化完了!

ブラックアジアのルーツと言えば、東南アジアの売春地帯です。この東南アジアの売春地帯を描いて、カルト的な人気を得てアンダーグラウンドで読み継がれてきたのが『ブラックアジア 売春地帯をさまよい歩いた日々』です。 書籍化されていた一部のブラックアジアのコンテンツですが、2018年に出版元が事業停止したことから電子書籍化の企画がスタートし、カンボジア編からフィリピン編まですべてを網羅し、さらに本編に収録で […]

映画『チェチェンへようこそーゲイの粛清ー』拉致・拷問・処刑される同性愛者たち

プーチン大統領が率いるロシアが異様な国家であることは、有無を言わせぬウクライナ侵攻と容赦ない軍事行動によって全世界が知ることになった。 もともとプーチン大統領はKGB出身で策略や暗殺にはまったく躊躇がない人物で、これまでも自身を批判するジャーナリストや政敵を暗殺や謀略で葬ってきた。 アレクサンドル・リトビネンコはポロニウム210を盛られて殺され、プーチンの闇を告発していたジャーナリストのアンナ・ポ […]

小説『グッドナイト・アイリーン』に小説一編と解説を追加しペーパーバック化

かつて、東京・町田には異国の女たちが集う特殊な売春地帯がありました。「ちょんの間」と呼ばれるスタイルで行われていた置屋売春なのですが、この売春地帯は2000年代の前半まで存在しておりました。 ここに異国の女性が大勢いたのですが、この小さな売春地帯を描いたのが、ブラックアジア的小説『グッドナイト・アイリーン』です。 本日、この小説に『町田・青線地帯』という短編をひとつ付け足して、同時にペーパーバック […]

100人に1人はサイコパス。私たちは人生のどこかで必ずサイコパスと出会う

サイコパスは決して変わらない。傲慢で、自分勝手で、極度に利己主義で、他人を利用し、言うことを聞かなければ恫喝し、罵倒し、従わせる。サイコパスが変わることを期待してはいけない。サイコパスは話せば分かるわけではない。そういう人が組織のトップにいることもある。(鈴木傾城)

タイでクーデターが起きた日、私は「タクシンが暗殺された」というデマを信じた

今のウクライナで起きている様相を見ているうちに、私は2006年9月19日のことを思い出した。この日はタイで軍事クーデターが起きた日だ。私はその時、バンコクにいたのだが、まわりの人はみんな「タクシン首相は殺された」と叫んでいた。それが真実かどうか分からなかった。この記事をトップに上げます。(鈴木傾城)

私たちは優しさや、相互理解や、のんびりとした幸せな時間をかなぐり捨てた

グローバル化が加速していく中で、私たちは優しさや、相互理解や、のんびりとした幸せな時間をかなぐり捨てた。とにかく自分が豊かになることばかりをめざし、自分の権利だけを主張する社会を築き上げた。いくら競争しても勝てないのに、ずっと競争させられる時代に入った。(鈴木傾城)

転落。今は普通に生きるということ自体が貴重な状況になりつつある時代なのだ

「転落」にはいくつも理由がある。重要なのは、その理由が分かっていても、それが避けられるとは限らないということだ。些細な失敗で転落することもあるし、突如として不幸が襲いかかって転落することもある。自分が招いた転落もあれば、他人に突き落とされる転落もある。(鈴木傾城)

ミャンマーは経済成長に取り残された極貧国家になって深い闇を生み出すのか?

今のミャンマーを見ると、東南アジアで取り残された唯一の極貧国家になってしまうのではないかという気もしている。今のまま推移していくと、そうなってしまう可能性が高い。政治の混乱で極貧世界を生み出した国は、深く強烈な裏社会をも生み出す。ミャンマーに注目している。(鈴木傾城)

好きだった人と別れた時の喪失感は心の傷として一生残る

別れは誰でも経験する。幸せだった時間は返ってこないし取り戻すこともできない。悔やんで涙を流しても、どんなに後悔しても、やり直すこともできないし、相手を取り戻すこともできない。そして、いったん虚脱に落ちてしまうと、もう何も感じられなくなってしまう。(鈴木傾城)

人間社会は避けられない対立や衝突で成り立っているので、あなたがすべきこと

何らかの組織に属している人は、ひとり残らず意見の相違や分断や内部抗争に巻き込まれる。仲間から裏切られることも普通にある。誰ひとりとして、この醜悪な世界から逃れられない。それが人間社会の「常態」なのだから、仕方がない。それならば、いったいどうしたらいいのか。(鈴木傾城)

私自身は直感力はほとんどないが、直感が異常に鋭い人がいるというのは認める

まるで未来を予知しているかのように何かを悟る人が、ごく少数だが本当にいたりする。私自身はそういう直感力は欠如しているので、あまりに鋭い人は「詐欺師なのか?」と思ってしまうが、よく考えてみると私自身も「虫の知らせ」でリスクを避けた経験がゼロではない。(鈴木傾城)

転落したのではなく、最初から努力も向上心もなく社会のどん底に落ちる人もいる

知能に問題があるわけでもないのに、本当に「何もしない何もできない人」が世の中にいる。そういった人たちの一定数が、必然的に貧困に落ちていく。しかし現代社会は、それを指摘するのは一種のタブーでもある。「救済できない人がいる」というのは不都合な事実なのだ。(鈴木傾城)

自分探し? 本当の自分を知りたければ真っ先にどこに行けばいいのか教えよう

自分が今のアイデンティティを持つようになったのは、子供の頃にモデリングしたものが大きな影響力を保っている。ところが子供の頃の記憶は消えていて、自分が何を吸収したのか覚えていない。しかし心配するに及ばない。自分が何をモデリングしたのかを最も簡単に知る方法がある。(鈴木傾城)

長生きすればするほど地獄に堕ちる高齢者。そして解決方法を何も持たない政府

社会から孤立し、健康を害し、長生きすればするほど地獄に堕ちる単身世帯の貧困高齢者が日本国内で爆発的に増える。この問題は、政治家に何とかしろと言っても、社会が悪いと言っても、もはや解決できない。これから本格化する問題である。(鈴木傾城)

なるべく嫌われないようにして生きるスタイルは、これからどんどん難しくなる

「人とつながる」というのは、良いことばかりではない。なぜなら友達とつながるだけでなく、自分たちの価値観と相容れない敵対者ともつながることを意味しているからだ。敵対者とつながった結果、人は突如としてこの世の中に自分に対する憎しみや憎悪が満ち溢れていることに気づく。(鈴木傾城)

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