カンボジアでも世襲政治がおこなわれ、その背後で中国が侵略に虎視眈々と動く
今後10年間、カンボジアはどのような方向へ進むのかは、現状を見ればあきらかになってくる。今は、フン・センが院政を敷いているが、フン・センが高齢で死亡するか認知が低下したとき、息子フン・マネットの後ろ盾になるのはまぎれもなく中国である。悲惨なことになる。(鈴木傾城)
今後10年間、カンボジアはどのような方向へ進むのかは、現状を見ればあきらかになってくる。今は、フン・センが院政を敷いているが、フン・センが高齢で死亡するか認知が低下したとき、息子フン・マネットの後ろ盾になるのはまぎれもなく中国である。悲惨なことになる。(鈴木傾城)
私も長らく東南アジアの貧困地区に沈没していたせいか、ジャンクフードばかり食べ、飲むものも激甘なものばかりだ。東南アジアにいた人はわかると思うが、どこの国でも出てくる飲み物は異常なまでに甘い。私もそれに馴染んだ。フィリピンで糖尿病が増えるのもわかる。(鈴木傾城)
2024年9月24日、タイのワチラロンコン国王が署名した結婚平等法案は、2025年1月22日に施行される。これによりタイは東南アジアで、はじめて同性婚を法的に認める国となる。タイ政府はLGBTに寛容だから、結婚平等法を可決したのだろうか。いや、カネだったのか?(鈴木傾城)
前ドゥテルテ政権下では、約6,000人以上が薬物関連の取り締まりで命を落とし、数十万人のドラッグ使用者が逮捕された。ところが、現在も覚醒剤はフィリピンの各地で依然として流通している。残念ながら、現政権も現状を根底から変えることはできそうにない。(鈴木傾城)
農村にいても貧困、都会に働きに出ても貧困。いずれにしても、カンボジアの低賃金層は非常に苦しい立場に追いやられている。とくにカンボジア女性の貧困の凄絶さは今も続いている。農村にいても、繊維工場で働いても、高利貸し《アングリョル》が追ってくる。(鈴木傾城)
戦争に巻き込まれた人間はただ死んでいくだけだ。しかし、戦争をしかける側は同盟国に武器・弾薬を供給し、それらがどんどん使い捨てで消費されることによって、次から次へと武器・弾薬を売ることができる。軍需産業はフル回転し、どんどんカネが入る……。(鈴木傾城)
社会環境は悪化しており、誰もが生きにくい社会と化している。これは政権が変わったら解決するわけではない。これからもずっと弱者が切り捨てられる傾向が続いていく。場合によっては、非人道的なまでに弱者が切り捨てられる社会となる。弱者が苦しむ社会が続いていく。(鈴木傾城)
日々流れてくるフィリピンの貧困の報道に接していると「ボンボン・マルコスに変わったところで何が変わったわけでもない。歴代の政権と同じくフィリピンの貧困は放置されたままだ」と私も感じる。私自身はまだ同国の投資に対しては懐疑的であり続けている。(鈴木傾城)
「闇バイト」による犯罪が多発し、関東広域で強盗が続出している。貧困層の増加とそれに伴う犯罪の増加は、社会全体の基盤を揺るがす。このまま愚鈍な政治が続くのであれば、貧困層の絶望はさらに深まり、闇バイトは定着し、治安の崩壊は進んでいくばかりと化す。(鈴木傾城)
今後は「米が買えなかった、米が高い」とか、そんな悠長なことをいっている場合ではないくらいの食糧難と食料価格値上げがくるだろう。下手したら、先進国で餓死する人が続出してもおかしくない事態と化す。私たちは今、それくらいの危機に直面している。(鈴木傾城)
タクシン・シナワトラはタイを大混乱させ、国民を分断させ、あげくの果てにクーデターで国を放逐された人物である。娘であるペートンタンの登場は、ふたたびタクシンの政治が戻ってくることを意味する。またもやタイは、国民が分断して激しい衝突が起こるのだろうか?(鈴木傾城)
最近、西成区あいりん地区で事件があった。47歳の男がスーパーマーケットで弁当とシャインマスカットを盗んでいたのを保安員に発見された。男は自転車で逃げようとしたときに、とめようとした保安官を怪我させていたのだった。 その際、男は男性と揉み合いになってカバンを落としたのだが、それを拾った女性からカバンを奪い取る際に、女性の指を骨折させる怪我もさせていた。男は逃げたのだが、あとになって警察に出頭してその […]
詐欺師は凶悪な顔をしてやってくるのではない。甘い顔をしてやってくる。だから、最初は騙されるかもしれない。しかし、いったん問題を感じたら、そこからうまく逃げる能力を持たなければならない。うさんくさいもの、どうでもいいものにかかわったときはどうするのか?(鈴木傾城)
「弱者男性」とは、低賃金で、独身で、恋人もおらず、容姿も恵まれておらず、友人もおらず、若くもない男性を指す言葉である。実際に弱者男性が社会で目立つようになっている。この弱者男性の正体は、「貧困者」に他ならない。弱者男性の問題とは、貧困問題なのだ。(鈴木傾城)
日本では各地で局地的なゲリラ豪雨が都市や街を襲いかかって、甚大な被害をもたらしている。世界に目を転じても、今までは考えられなかった超弩級のハリケーン、洪水、猛暑、山火事が、次々と発生している。このままでは都会で飢餓が発生することもありえる。(鈴木傾城)
日本人以外に、日本人並みの責任感を求めたら「無理難題を押しつけられた」と思われ、激怒されて殺される。逆にいえば、日本人も外国のそうした環境では、無責任になっても責められない。「無責任になる自由」がある。しかし、日本人の多くは無責任になれない。(鈴木傾城)
いまや、傷ついた人は「存在価値はない」と笑われるだけとなった。強者が「あんたらは弱者だよね」と指さして公然とマウントを取ってあざ笑うのだ。弱肉強食化していく社会の中では、その中で活き活きと弱者を攻撃できるサイコパスのような人格に需要が生まれる。(鈴木傾城)
アメリカの大統領ともなると、ありとあらゆる情報が集まり、有能なスタッフや超一流の医師もつく。それでも「老い」による衰えをカバーすることができないのはジョー・バイデンが証明した。バイデン大統領の隠せない老いに、自分がどのように老いるのかも考えざるを得なかった。(鈴木傾城)
大災害の一撃は、人間には為す術がない。突如として災害が襲いかかると、人間は生きるか死ぬかを運に任せるしかなくなる。最初の段階は、まさに運が作用する。自分が助かって隣の人が死ぬこともあれば、その逆もある。運良く生き残っても、問題は解決したわけではない……(鈴木傾城)
高級地区は金持ちだけが住み、環境が整備されているので非常にハイセンスな雰囲気となる。分離がまだ甘い時や分離の過渡期は「ハイセンスな街」「住みたい街」みたいな紹介される。しかし、経済格差が進んでいくと、その街に対するイメージは悪化する。どういうことなのか?(鈴木傾城)
ブラックアジアのサーバーとソフトウェアをバージョンアップしたのですが、動画がみなさんの環境できちんと見られているか検証です。動画の部分のプログラムも一部改変しています。 (ここで見られないと、これからのコンテンツでアップされる動画がみんな見られなくなります) もし、見られないとか問題があるようでしたら、お使いの環境(Windows、Mac、iPad、iPhone、Android等々)、お使いのブラ […]
意味のない怒りもある。一方で社会正義としての「必要な怒り」もある。しかし「みんな仲良く」みたいな教育があまりにも徹底され、怒りを持つのはいけないという教育がされ過ぎると、若者はうまく怒りを表明できなくなる。そして、あきらめた若者の中に希死念慮が生まれる。(鈴木傾城)
富裕層はより多くの資源やチャンスを独占し、貧困層は基本的な生活すら維持できなくなる可能性がある。この格差は単に金銭的なものだけでなく、教育や医療へのアクセス、社会的な影響力にも及ぶ。結果として、社会の階層化が進み、上昇移動の機会が失われていく。(鈴木傾城)
人はその世界に長く馴染みすぎると、そこに自分の考えかたや生活のリズムや習慣が積み重なって、徐々にそれを変えることができなくなる。気がつけばそれが人生を貫く生きかたになる。たとえ、望んでいなくてもそうだ。そして、いったん身についた習慣は壊すのが難しい。(鈴木傾城)
日本という国が衰退し、貧困が広がり、治安が悪化していけばいくほど、得する人間がいる。それは、アンダーグラウンドの人間だ。 アンダーグラウンドの人間というのは、ギャングや、マフィアや、犯罪者や、変質者や、詐欺師や、異常者、さらには社会の裏側で生きているドラッグ依存者や、セックスワーカーなども含まれる。 オーバードーズする若者たち、社会からドロップアウトした人たち、全身タトゥー、ピアス、人体改造など、 […]
インドのモディ首相はインドの右翼である民族義勇団の出身であり、今も密接なかかわりがある。いよいよ、4月19日からインドの熱く長い選挙の日々が始まるが、モディ首相はここでイスラム排除の闘争を仕掛けている。インドはこれから対立と衝突が激化しそうだ。(鈴木傾城)