◆内部分裂。このままではグローバル化の既得権益者の誰かが血を流す

◆内部分裂。このままではグローバル化の既得権益者の誰かが血を流す

ドイツのメルケル首相の足元が一挙に崩れ出た。2018年9月25日の下院選挙で、メルケル首相の側近中の側近だったフォルカー・カウダー氏がまさかの敗北を喫してしまった。

カウダー氏は長らく与党の中で党内調整をしていた重鎮だった。この重鎮が消えることでメルケル首相の求心力は急激に弱体化することは確実で、これによってメルケル首相はレームダック化する。

なぜメルケル首相はここまで支持を失い、求心力を低下させてしまったのか。それは2015年に大量の移民・難民を受け入れてドイツ国内を大混乱させたからだ。

EU(欧州連合)のエスタブリッシュメントたちは今もなお「グローバル化」で国という枠組みを壊そうとしているのだが、国民はそれに反旗を翻して「移民・難民反対、EU反対」を叫ぶ保守政党を支持するようになっている。

筋金入りの人権優先主義者であったはずのスウェーデンでさえも「スウェーデン人は白人で、スウェーデンは我々のもの」と叫ぶ政党が躍進している。(ブラックアジア:人権も人道も寛容も、度が過ぎると毒になる現実があぶり出される

グローバル化に則って、ユーロ圏は大量の移民・難民を受け入れたが、この「グローバル化」がもはやユーロ圏では憎しみの対象となっているのである。(鈴木傾城)

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