◆母子家庭。ひとつ踏み外すと、いつでも地獄が待っている

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母子家庭は日本ではどれくらい存在するのか。

厚生労働省の「平成27年・国民生活基礎調査の概況」を確認すると、2015年は全世帯の中で母子家庭が占める割合は1.6%でしかない。

とても少ないように見える。ところが、これを世帯数で見るとそう少なくはない人数であることに気付く。

日本は母子家庭が79万3000世帯となっている。

この母子家庭の相対的貧困率は54.6%で、分かりやすく言えば約半数が貧困にあえいでいる。

母子家庭の19.4%、つまり約20%の母親は仕事を持っていない。そして、仕事を持っている母子の57%は非正規である。シングルマザーは無職と非正規で76.4%を占めているということになる。

この非正規で働いているシングルマザーの平均年間就労収入は「125万円」であると厚生労働省の資料「ひとり親家庭等の現状について(平成27年4月20日)」は述べている。

125万円と言えば、月換算で計算すると約10万4200円ほどである。ざっくり言えば月10万円がシングルマザーの収入であると言える。10万円で母親は自分と子供の生活を成り立たせなければならないのである。

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