閲覧注意
2018年1月26日。カンボジア・カンダル州にある簡易宿泊所「サムナン・ナス・ゲストハウス」で、58歳の男が殺害された。部屋は乱雑に散らかり、男は全裸でベッド脇に横向きに倒れていた。
全部で17箇所もナイフで刺されており、容疑者が殺意を持っていたのは明らかだった。ふたりはカップルでゲストハウスに入っていったのだが、女性だけが先に出ていた。死体は掃除人に発見された。
すぐに警察がやってきて調査に入ったところ、貴重品がすべて盗まれていた。
逃げていった女性については目撃証言があったが、髪を金髪にしており、明らかに「売春ビジネスに関わっている女性」に間違いなかった。
殺された男はジャーナリストで名前をヌオン・ソプアップと言った。この男もジャーナリストは表の顔で、裏ではプノンペンでMP(マッサージパーラー)の経営にも関わっており、売春ビジネスと縁が深い男だった。
警察はすぐにこの男が深く関わっていた女性の数人の身柄を拘束したのだが、そのうちのひとりの女性が自供した。MP(マッサージパーラー)に勤める女性だった。