◆あなたも誰にも言えない性的嗜好があるはず。それをカミングアウトすべきか?

売春で生きている女性たちや、風俗で生きる女性たちの話を聞くのは大好きだ。彼女たちの話を聞いていると、いろんな性的嗜好を持った男たちがいることが垣間見えて興味が尽きないところもある。

SMにこだわる男、下着にこだわる男、体液にこだわる男、女性の特定の部位にこだわる男、特定の行為にこだわる男、特定のニオイにこだわる男、特定の格好にこだわる男、言葉攻めにこだわる男……と枚挙にいとまがない。私たちの想像を超えたものすらもある。

当然、女性側にも何らかの性的嗜好がある。私が知り合った女性の中にも、奇妙な性的嗜好を持った女性が何人もいた。人間なのだから、何かあって当然だ。

だが、これらの性的嗜好はパートナーを困惑させたり、拒絶させたり、場合によっては関係を破壊したりすることもある。常識から完全に逸脱しているものであったら、「狂ってる」と思われて、以後の関係は終わりだろう。

たとえば、私の知り合った男の中には、単に女装するのが好きだという男もいた。実際、女性モノの下着や衣装を隠し持っていて、誰もいないところでそれを着て鏡を見ているという。誰にも見せない。自分だけの秘密だ。

この人は妻も子供もいるが、もちろん女装趣味は話していない。言ったら間違いなく離婚されると本人は私に言った。この人は衣装を隠すために、わざわざレンタル倉庫を借りていたのだった。

性的な情報は、人が持つ秘密の中でもとりわけ傷つきやすい種類のものだ。

人は性的な情報を「誰に」「どこまで」「いつ」話すかを、無意識のうちに調整している。自分のパートナーにはまったく言わないわけではなく、少し話して反応を見て、相手が理解を示しそうになかったら、もうそれ以上は言わないという選択をしている。

性的な本音は、それくらい微妙なものなのだ。

ただ、性的な本音を飲み込み続けることには、代償がある。自分の欲求や不安を黙って抱えたまま関係を続ければ、やがてそれは満足感の低下や、相手への距離感として現れてくる。

それでは、自分の性的嗜好は洗いざらい話してしまった方がいいのだろうか?

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コメント

  1. oyr7290 より:
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