
タイの快楽都市パタヤ。ここではレディボーイたちの凶悪さが増して、かかわった男たちの被害が次々と報告されて事件になっている。
最近では3月9日未明に、ホテルの部屋で61歳の日本人男性が右手首付近をハサミで刺され、血を流した状態で発見された。傷の深さは約3センチ。救助隊が応急処置をおこない、男性はパタヤ市内の病院へ搬送された。
彼がレディボーイたちと知り合ったのは、ビーチロードに面したベイウォーク周辺だった。このあたりは女性も多く立っているのだが、レディボーイもまた多い。そのレディボーイがまた店に所属していない分だけ凶悪なのだ。
私も真夜中にビーチロードをブラブラと歩くのが好きだったが、だいたい不意に抱きついてくるようなレディボーイは、男の身体をまさぐって尻ポケットの財布に手を伸ばしてくることが多い。
財布を取ったら別のレディボーイがそれを受け取って逃げるのだ。そういうこともあるので、私は抱きつかれたらかならず財布を死守するようにしていた。ビーチロードに立っているレディボーイは本当に危険だった。
この61歳の日本人もそこを気をつけるべきだった。彼はそこでレディボーイ2人と交渉し、そのうちの1人と一緒にホテルへ入った。
部屋に入った直後、すぐに口論となり、彼はレディボーイに襲われて部屋のハサミで刺され、現金5,000バーツを奪われたのだった。一方、レディボーイ側は「日本人が暴力を振るおうとしたため、友人を呼んでハサミで抵抗した。正当防衛だ」と述べ、カネの強奪については否定した。
だが、61歳にもなる人間が若いレディボーイを連れ込んで暴力を振るうだろうか。
レディボーイ関連のトラブルがあるとしたら、だいたい男が部屋に連れ込んで相手がレディボーイと気づいて揉めるか、それともレディボーイがカネをふっかけて揉めるかのどちらかだ。



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