トランプ大統領は、カナダ、メキシコ、中国から流入する大量のドラッグ、特にフェンタニル問題を背景に、これらの国々からの輸入品に対する追加関税を強行する方針を示している。
アメリカでは「ドラッグの密輸ルートを絶たなければアメリカの安全は確保できない」という危機感が高まっているのだが、そうした国民の懸念を受けて、断固としてドラッグの排除に乗り出したのがトランプ大統領だった。
トランプ大統領はメキシコやカナダを経由して、数千人規模の不法入国者がアメリカに流入し、犯罪やドラッグを持ち込んでいると主張している。
実際、フェンタニルをはじめとする合成ドラッグは依存性が高く、過剰摂取による死亡者数は増加の一途をたどっている。こうした状況が続けば、国家の基盤そのものが揺らぎかねないというのがトランプ大統領の見解である。
さらに、中国からはフェンタニルなどのドラッグが直接アメリカに持ち込まれるだけでなく、メキシコを経由して大量に流入しているとトランプ大統領は非難している。中国政府が取り締まりを強化していると発表しても、そんなのは口だけであるのは誰でも知っている。
このようなドラッグ密輸の深刻化に対処するため、トランプ大統領は2025年2月1日からカナダとメキシコからの輸入品に25%の追加関税を課した。中国に対しては、既存の追加関税にさらに10%を上乗せした。
「ドラッグの流入がとまるまで継続する」とトランプ大統領は断言している。トランプ大統領のこの措置を見てもわかると思うが、それくらいトランプ大統領はドラッグの排除に大きな決意を持っている。
アメリカのアンダーグラウンドはドラッグまみれだ。ドラッグまみれの人がうろつくゾンビタウンもあれば、クラック(コカイン)で廃人になったようなセックスワーカーも路上をうろついている。
こうした女性の人生はほとんどの日本人は見たことも聞いたこともないはずだ。