◆ソープランド『夕月』でトップランカーの女性を殺した32歳の男が抱えた心の闇

◆ソープランド『夕月』でトップランカーの女性を殺した32歳の男が抱えた心の闇

2023年5月5日、吉原のソープランド『夕月』でトップランカーの女性が殺されるという事件があった。(吉原ソープ「夕月」殺人事件。もしかしたら、あれが事件の原因になったのか?

この事件で逮捕された男は32歳の男だったのだが、この店は高級店で主に金持ちたちが利用する店だったにもかかわらず、この男は足立区に住む警備会社の契約社員の男で、金持ちでも何でもなかった。

群馬県の出身で、ごく普通の青年だったのだが、高校卒業後に地元の日産自動車の下請け工場で勤務し、その後に上京して足立区に住み着いたようだ。その後も東京で成り上がっていく人生を歩んだわけでもなく、ただ契約社員の仕事を続けながら、細々と生きていたようだ。

この男の犯行動機は何だったのか。

これまで何度か彼女を指名して入っていたのだが、「1月に予約ができないと言われた」というので、女性側から出禁(出入り禁止)を食らっていた。これによって、男は殺意を募らせていき、5月5日の犯行に至っている。

心理的にはどうだったのか。男は警察にこう供述していた。

『自分は先の見えない人生を送っていかなければいけないにもかかわらず、彼女は私の人生と相反してきらびやかな人生を送っていて、彼女を殺してその人生を奪ってやろうと思った』

それにしても、高級ソープに頻繁に通えるほどの高給をもらっているわけでもない男がよく吉原を利用していたと思うが、もちろんこの男は無理していたのだ。

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