2022年7月に入ってから、コロナの感染者が爆発的に増えて感染者も過去最高となっている。ほとんどの感染者は別に重篤なことになるわけではなく、軽度から中度の症状で回復するので、もはや感染者がどのように増えても問題がないと見る人も多くなってきた。
しかしながら、感染者が増えると「少しは自粛した方がいいのではないか」という気持ちになる人も増えるのは致し方がないところなので、再び自主的な自粛傾向が出てきている。
当たり前だが、人の動きを抑制するものは「すべて」景気悪化を招く。結果として、廃業・休業・倒産と共に、失業・生活保護・収入低下も増える。
コロナ禍は非正規雇用者の仕事を奪っている。女性は非正規雇用の割合が高いのだが、その女性の自殺者数は2021年では7015人で、2022年も依然として高止まりしていることが発表されている。
2022年が深刻なのは、コロナ禍で景気が悪化する上に、公共料金の値段が上がり、エネルギー価格の値段が上がり、食品価格の値段が上がっていることである。収入が減る中で支出が増える。これは最悪の状況である。
こうした女性の貧困が恒常化してしまうと、容姿が崩れていく女性も増える。
それで思い出すことがある。私はネットカフェで寝泊まりするしかない女性や、地雷店と呼ばれている激安風俗店に所属する女性や、生活保護でかろうじて生きている女性たちと何人も会ってきたのだが、その女性たちの容姿の共通性だ。ここで、1つ問いかけたいことがある。
貧困が長引くと、女性は美しくなるのだろうか?
それとも容姿は落ちていくだろうか?