◆マリファナに邁進するタイ。ドラッグ文化と東南アジアは切っても切れない関係

◆マリファナに邁進するタイ。ドラッグ文化と東南アジアは切っても切れない関係

我が愛するタイが、マリファナ合法化に邁進しており、世界中から注目を浴びている。マリファナに関しては、すでに欧米は着々と合法化に向けて歩を進めているのだが、アジアでは今もなおマリファナに対しては懐疑的な姿勢でいる。

しかし、タイ政府だけは別だ。

タイ政府は2018年頃からマリファナの医療目的の使用を合法化していたのだが、2022年6月9日はそれを一歩進めて、「個人用としてのマリファナ栽培も合法化する」というのである。

これを聞いて、欧米のツーリストやハイエナたちは狂喜乱舞している。

タイは1970年代後半から1990年代頃まで、サムイ島やパンガン島ではドラッグが無法地帯となっていて、私もかつて20代の頃にその無法地帯に沈没している。今、ビーチでマリファナを吸っていた、あの時の人たちを懐かしく思い返している。

サムイ島で何があったのかは、書籍『ブラックアジア外伝1 売春地帯をさまよい歩いた日々』の中の「コ・サムイ。かつてドラッグとセックスの無法地帯だった島」で詳しく書いている。

この時代も実はマリファナは違法だったが、今後は合法なのだ。

ただ、マリファナのシガレットを作って、くわえマリファナでスモークをまきちらしてOKだとは思えないので、何らかのルールは加えられるのだろうが、何にしてもマリファナの緩和はかつてのヒッピー文化の再興となっていくのだろう。

かつてと違ってマリファナ・パンもマリファナ・ドリンクもある。楽しそうだ。コロナ禍がより収束して歓楽街にも堕落が戻ってきたら、私もタイのどこかのビーチに行こうと思っている。

そして、かつての友人たちを思いつつ、ビーチに沈む夕陽でも見ながらジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンやCCRなどの音楽を聞きながら気に入った女とのんびり時間をつぶしたい。

あの頃は気付かなかったが、私はあの頃のタイの離島に残されていた奇妙な文化にどっぷり浸っていて、それが私のアイデンティティになっていた。

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