インドネシアのリアウ諸島と言ってもほとんどの人にはピンと来ないはずだ。
もうすでにすべてがイスラム原理主義者の手によって破壊されて、今はもう影も形もなくなってしまったが、かつて、この諸島にはそれぞれの島ごとにとても大きな「売春村」が存在していた。
ブラックアジア第二部の舞台は、ほとんどがその村での話が中心になっているが、やはり文章を読んだだけではいったいどんなところなのか、見当もつかないのではないだろうか。
非常に古い写真で写真の質は良くないが、このリアウ諸島の売春村を写した写真が残っているので、ここで紹介したい。